1.4. サービスの用語・提供機能一覧・技術仕様

Cloudn Backup Advanced の用語、提供機能一覧、および技術仕様について説明します。

Backup Advanced における用語

Backup Advanced コンソール

Backup Advanced サービスのバックアップ実行、設定変更、状況確認を行うためのコンソールです。
弊社 Cloudn ポータルサイト より「Backup Advanced」アイコンをクリックすることでアクセスできます。 「個人データ」、「ダウンロードセンター」、「レポート」、「フォーム」を選択することができます。

個人データ

バックアップ、リストアおよび同期を確認・設定する機能です。

ダウンロードセンター

クライアントのソフトウェアをダウンロードする機能です。

レポート

ストレージ使用の傾向を追跡し、リソースニーズを予測する機能です。

フォーム

タスクを実行する機能です。

バックアップ

ファイル単位からシステム全体の複製を作成し、たとえ問題が起きてもデータを復旧できるように備えておく機能です。 バックアップは、Scan(バックアップ対象のファイル走査)が実行されたあとに、Backup(ファイルの転送)が実行されます。 Scan時に存在していたファイルが存在していた場合に限り、Backupが実行されます。

スケジュールバックアップ

基本となるバックアップです。 あらかじめ定められた時間にバックアップを定期的に行う機能です。

手動バックアップ

スケジュールバックアップで定めた時間以外に バックアップを行う際に利用する機能です。 手動バックアップのみを用いることはできません。

警告

本サービスはスケジュールバックアップを利用することを前提としたサービスです。 手動バックアップのみをご利用いただくことはできません。 本サービス利用上の注意、制限事項について重要事項説明に記載しております。必ずお読み下さいますようお願い致します。

ファイルリストア(リストア)

バックアップで作成したバックアップファイルを復元する機能です。 復元するデータはバックアップ時点のデータになります。

サマリレポート

Backup Advanced サービスの使用に関する履歴データを表示する機能です。

クライアント

バックアップ対象となるサーバーを指します。

クライアントソフトウェア

バックアップを行うソフトウェアです。 クライアントに対しインストールする必要があります。

ジョブ

バックアップ/リストアといった操作の単位です。

ジョブID(Job ID)

ジョブを一意に識別するための番号です。

ジョブタイプ(Job Type)

ジョブの種類です。以下の種類があります。

  • フル(Full Backup) : 初回のバックアップ
  • 増分(Incremental Backup) : 前回のバックアップからの変更分データのみのバックアップになります。フルバックアップ以降のバックアップは増分になります。
  • 合成フル(Synthetic Full Backup) : お客様のバックアップスケジュールとは別に、BackupAdvancedサービスが定期的に前回のフルバックアップデータと増分バックアップデータからフルバックアップを合成します。
  • *差分(Differential Backup) : 現在この機能は提供しておりません。
クライアントのジョブタイプの実行順序は次の通りになります。
フル→増分→...→増分→(合成フル)→増分→...→増分→(合成フル)→増分→...

ジョブステータス(Job Status)

ジョブのステータスです。以下の種類があります。

  • Running : ジョブ実行中
  • Failed : ジョブ失敗
  • Completed : ジョブ完了
  • Killed : ジョブの途中で失敗
  • NoRun : ジョブが実行されない場合(すでにバックアップ(合成フルを含む)が実行中の場合、新しく実行されたバックアップ(手動・スケジュールともに)はNoRunになります。)

ゾーン

ゾーンの概念は基本的にComputeと同じです。 データセンターに相当し、複数のゾーンにバックアップ保存するマルチテナントをご利用いただくと、 単一データセンタに対する冗長性を担保することが可能です。

提供機能一覧

Cloudn Backup Advanced で提供する機能は以下の通りです。
カテゴリ 提供機能 詳細
基本機能 手動バックアップ機能 コントロールパネルから、 随時バックアップを取得することができます。 他のバックアップやリストアが動作している時を除きます。
スケジュールバックアップ機能 1日1回、自動的にバックアップが行われます。 バックアップデータの保持期間は、 お客様が選択されたプランによって異なります。 仮想サーバー毎に、バックアップのプランやスケジュール (日々のバックアップ開始時間)を変更することができます。 また、バックアップ対象のディレクトリやファイルを限定したり 、逆に除外設定したりすることも可能です。
手動リストア機能 任意のディレクトリやファイルを、 任意の時点にリストアすることができます。 別の仮想サーバーにリストアすることも可能です。
フルシステムリストア機能※ 仮想サーバーを丸ごとリストアします。 別の仮想サーバーにリストアすることも可能です。
保存機能 シングルサイト保存 仮想サーバーと同じゾーンにバックアップを保存します。
マルチサイト保存 両ゾーンにバックアップを保存します。

※今後提供予定です

主な技術仕様

料金

利用可能仮想サーバー

ディスク容量

Backup Advancedを利用する要件として、以下の要件を満たす必要があります。

  • Linuxの場合
ディレクトリ 推奨容量 説明
/opt/simpana 1GB ソフトウェアインストールのため
/opt/simpana/iDataAgent/jobResults 3GB (*1) Job結果を保存するため
/var/log/simpana 1GB (*1) ログを保存するため
  • Windowsの場合
ディレクトリ 推奨容量 説明
C:¥¥Program Files¥CommVault¥Simpana 1GB ソフトウェアインストールのため
C:¥¥Program Files¥CommVault¥Simpana¥iDataAgent¥jobResults 500MB (*1) Job結果を保存するため
C:¥¥Program Files¥CommVault¥Simpana¥Log Files 500MB (*1) ログを保存するため

注釈

(*1) お客様のご利用状況(対象ファイル名の長さ、ファイル数、ジョブ数など)により前後しますが、 推奨容量程度の空き容量を確保しておくことを推奨します。

警告

該当ディレクトリはインストーラーが自動で作成します。 インストール時にディレクトリが存在する場合、インストールが失敗する可能性があります。 該当ディレクトリが存在する場合は、一度削除(あるいは、退避)して頂き、 改めてインストールを実施ください。

ネットワーク

  • お客様にて Cloudn のセキュティグループの受信許可・送信許可の個別設定をされている場合、通信ポートを許可していることをご確認ください。
 Cloudn Backup Advanced で使用する送信ポート
  ・TCP:443
  ・TCP:8400-8403

ディレクトリ名の制限

  • インストールパスに2バイト文字(全角文字等)を利用することはできません
  • インストーラー保存先フォルダ名に全角文字、全角スペース等が含まれない場所へ保存して実行してください