クラウドスペシャリスト・リレーインタビュー 第1弾「デジタルトランスフォーメーション(DX)」

2016年10月27日by 岩井正明

第1回テーマ:デジタルトランスフォーメーション(DX)

NTTコミュニケーションズ株式会社
クラウドサービス部
クラウドスペシャリスト 岩井正明氏

2020に向け、企業が考えるべき「デジタルトランスフォーメーション」とは

2016年の今年、「企業は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を意識したビジネス展開が必須である」と声高に叫ばれています。また、調査会社のIDC社によると、「DXを採用したサプライヤーとパートナーの再選別により、2020年には今日存在している全世界のITベンダーの30%以上が姿を消す」という衝撃的な予測もされています。

そもそもDXとはどのような考えなのでしょうか。そして、ITを活用する企業は、何を念頭にDXと関わるべきなのでしょうか。
初回となる今回は、NTTコミュニケーションズのクラウドスペシャリスト岩井正明氏に、これから企業が考えるべき「デジタルトランスフォーメーション」について聞きました。

デジタルトランスフォーメーションとは

――最近、デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)という言葉を良く聞くようになりましたが、正直にいうとよくわかりません。どのような概念なのでしょうか。

NTTコミュニケーションズ 岩井氏(以下、岩井):
DXは、2016年になって広くメディアやセミナーなどでとりあげられるようになってきましたが、もともとは2004年にスウェーデンのウメオ大学のエリック・ストルターマン教授が最初に提唱した概念で「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること」といわれています。
現時点でも諸説ありますが、「デジタル技術を活用した顧客中心型のビジネス戦略」ともいえると思います。ここでポイントとなるのは「顧客中心」という考え方です。