クラウドスペシャリスト・リレーインタビュー 第3弾「ハイブリッドクラウド」

2016年11月28日by 稲穂敬夫

第3回テーマ:ハイブリッドクラウド

複数・異種クラウドを「適材適所」で利用できるハイブリッドクラウドとは

NTTコミュニケーションズ株式会社
クラウドサービス部クラウドスペシャリスト
稲穂 敬夫 氏

今、企業が自社システムをクラウドに移行する際に、「ハイブリッドクラウド」の形態をとることが多くなってきています。これは、企業内には低コストで、利便性の高いクラウドに適したシステムと、セキュリティ要件が高く、すぐにはクラウド化できないシステムの2つの側面があり、それを同時に管理し、最適化することが求められているからです。

今回は、企業における「ハイブリッドクラウド」の利用実態や、クラウドサービス事業者の選定時の留意点について、NTTコミュニケーションズのクラウドスペシャリスト稲穂 敬夫(いなほ たかお)氏に聞きました。

「ハイブリッドクラウド」とは

――ハイブリッドクラウドとはどのようなもので、今、企業はなぜハイブリッドクラウドの形態をとるのでしょうか。

NTTコミュニケーションズ 稲穂 氏(以下、稲穂):
まず、ハイブリッドクラウドの定義は、「複数・異種のクラウドもしくはオンプレミスを連携して利用する適材適所のクラウド利用形態」といえると思います。そして、企業がハイブリッドクラウドを利用する形態は、大きく次の4つにわけられます。