クラウドスペシャリスト・リレーインタビュー 第7弾「OpenStack」の現状とエンタープライズにおける活用

2017年1月12日by 沓沢賢治

第7回テーマ:「OpenStack」の現状とエンタープライズにおける活用

本格導入期に突入した「OpenStack」のエンタープライズ利用実態

NTTコミュニケーションズ株式会社
クラウドサービス部クラウドスペシャリスト
沓沢 賢治氏

クラウドコンピューティングの基盤ソフトウェアの代表ともいえる「OpenStack」(オープンスタック)。「OpenStack」とは、そもそもどのようなものなのでしょうか。そして、OSS(オープン ソース ソフトウェア)である「OpenStack」を、既に利用している企業は、どのような点を評価しているのでしょうか。

今回は、企業における「OpenStack」の利用実態やメリット、現状の課題について、NTTコミュニケーションズ クラウドスペシャリストの沓沢 賢治(くつざわ けんじ)氏に解説していただきました。

「OpenStack」 とは何か

―― 最近、「OpenStack」という言葉を耳にすることも多くなってきましたが、具体的にどのようなものなのでしょうか。

NTTコミュニケーションズ 沓沢氏(以下、沓沢):
「OpenStack」とは、簡単にいえば「IaaSの構築・管理ソフト」です。ただし、一般的なクラウド管理のソフトウェアとは異なり「OpenStack」自体がAPIを持っていて、世の中の一般的なハードウェア、ソフトウェア、仮想化基盤を取り込んで「抽象化」できることが最大の特徴です。

また、OSS(オープンソースソフトウェア)であるため、コミュニティで改良を重ねていく点も特徴ではないでしょうか。例えば…