KUSANAGI for Cloudn のご紹介

2016年8月1日by 宮﨑悟

クラウドで仮想マシンを作成する際にはよくテンプレートと呼ばれる仮想マシンイメージを利用して簡単にサーバを用意する手法がとられます。Cloudnの仮想サーバ追加においても同様にテンプレートを利用した仮想マシン作成ができますが、オフィシャルテンプレートだけではなくマイテンプレートとして登録したテンプレートもお使いになれることをご存知でしょうか。

今回はマイテンプレートとして登録可能な、超高速WordPress仮想マシン「KUSANAGI」について導入事例を交えながらご紹介させていただきます。

超高速WordPress仮想マシン「KUSANAGI」とは?

超高速WordPress仮想マシン「KUSANAGI」(以下「KUSANAGI」)は、プライム・ストラテジー株式会社が開発・構成する、WordPressを高速に動作させるための仮想マシンおよびそのイメージです。WordPressの実行時間3ミリ秒台、秒間1000リクエストをページキャッシュ非使用で実現する世界最高速クラスのWordPress実行環境です。

  • ※ 最大性能時。実行する仮想マシンインスタンスの性能やWebサイトの内容(機能、データ量など)に依存します。

KUSANAGIをCloudnで使うには?

KUSANAGI for CloudnはCloudn上で超高速WordPress仮想マシン「KUSANAGI」が使用できるようになる仮想マシンイメージです。
弊社ダウンロードサイトよりCloudnマイテンプレートして登録することが可能となっています。詳細な手順は下記サイトをご覧ください。

KUSANAGIは高速に動作するLAMP環境としても代用可能ですので、オフィシャルテンプレートに要件にあった適切なテンプレートがなかった場合でも是非使ってみてください。

KUSANAGIの特徴

KUSANAGIにはApache、nginxの2つのWebサーバが搭載されています。また、PHP処理系にはHHVM、PHP 7、PHP 5.6が利用できるようになっており、それぞれkusanagiコマンドと呼ばれるコマンドによって簡単に切り替えが可能となっています。

これはビジネスで利用する上で速度を要求されているのか、安定性を要求されているのか、はたまた他のシステムとの親和性を要求されているのかなど、様々な要件に対し柔軟に対応できるよう開発が行われていることに起因します。

サイトを運営するにあたってセキュリティも気になるところです。KUSANAGIではビジネスで使用するユーザのためにもCentOSでアップデートなどに利用されているyumを利用したアップデートに対応し、KUSANAGIそのもののセキュリティリスクを極限まで落とすことに注力しています。また、無償のSSL証明書発行サービスLet's Encryptを使用したフルSSLサイトの構成が可能であり、HTTP/2やBrotliなどの新しい技術にも積極的に対応しています。

そして、KUSANAGIの最大の特徴はオープンソースプロジェクトとして提供していることです。つまりKUSANAGIは無償で使用することができ、クラウドの利用料だけで使用できます。

例えば企業のエンジニアや、制作会社であっても無償で使用することが可能ですので、開発環境やテスト環境など複数構築する必要があっても余計な費用が発生しなくなり、導入が容易になります。

KUSANAGI for Cloudn導入事例

KUSANAGIのCloudn導入事例と致しましては、映像ブランディングのMove Emotions様がございます。業務上高解像度の画像や動画を多用しているため、転送料無料のCloudnを選択され、コスト削減につなげました。

KUSANAGI for Cloudnの高速化と転送料無料のCloudnのコスト削減効果でWebサイトの更新ストレスはほぼ解消されたと言っていただけております。