Enterprise Cloudで、コンサルから運用までオフィスICTのワンストップサービスを実現

2016年11月14日by Cloud Magazine編集部
  • Enterprise Cloud選定ポイントは、データ転送料0円・月額上限付き従量課金と、NTTコミュニケーションズの柔軟な対応
  • 当初、3日間を予定していたVPN接続が、数時間で開通。キャリアクラウドの真価に驚く

今後、ますます高度化するICT分野において、社員一人一人がプロの技術集団として高い意識を持ち、「コミュニケーションを進化させる。それが私たちの仕事です。」というスローガンを掲げる株式会社コムネットシステム。社員全員が「お客様の満足」を目指してサービスを提供することで、多くのお客さまに支持されているその秘訣やEnterprise Cloud(以下、ECL)を選ばれた経緯について、ICTソリューション事業部 課長の内海 泰洋さま、係長の小出 まどかさまにお話をうかがいました。

まず始めに、御社の事業についてお聞かせください。

小出氏:
コムネットシステムは、1995年に設立した情報通信分野専門の会社です。創業以来、ICTネットワーク、システム構築の企画、設計、施工、保守サポートサービス、コンサルティングまでワンストップできめ細やかにサービスを提供してきました。また、ICTサポートサービスの「CSドクター」では、お客さまのPCやネットワークの障害に対して、専門医のように一つ一つ丁寧に解決することで、多くのお客さまからご支持いただいています。
内海氏:
コムネットシステムが提供している商品・サービスの幅は広く、ビジネスフォン、複合機、PC、ネットワークまで、オフィスで使うものはほぼすべて取り扱っています。一般的には、それぞれ別の会社から購入するので、トラブル時の問合せ先は別になるのですが、コムネットシステムでは、窓口一つで対応できることが強みとなっています。また、エンジニアを外部に頼らずに、社員総勢25名という少数精鋭で、ワンストップで対応しているのが特長です。

お客さまにはどのような業種・業態の会社が多いのでしょうか。

内海氏:
お客さまの業種は、多岐にわたっています。不動産、アパレル、金融、レジャー、建築など、上場している企業から、一人でやっている個人事業主もいらっしゃいます。そうなると、各社からのご要望は、多種多様なので、ご要望にあわせてサービス組み立てることになります。
また、おかげさまで最近は業績もあがり、3年前に大阪支店を立ち上げまして、その頃からセキュリティ分野にも力を入れています。ネットワークセキュリティにおいては、ポート単位で通信を許可するので、例えば、Aの端末はアクセス可能だが、Bの端末は許可しない、この端末は社内のみアクセスできる、などの対応が必要になります。大企業であれば、セキュリティ対策に専門の人材を配置できるのですが、弊社のお客さまは、100名以下の中堅・中小企業が中心ですので、保守・運用を弊社にお任せいただいています。そのため、リモートアクセス可能なマネジメント基盤が非常に重要で、それをECLで行っています。

ECLをお使いになったきっかけは、どのようなことでしたか。

内海氏:
NTTコミュニケーションズのクラウドは、以前から利用していたのですが、ここまで利用するようになったのは、2016年の3月に、ECLが機能強化されてからです。コムネットシステムでは、物理的なサーバーを東京と大阪のデータセンターにおいているのですが、以前はトラブルが発生するたびにどちらかのデータセンターまで駆けつけていました。その頃、社内でこのままでは運用がまわらなくなるので、クラウドに移行しようという話が持ち上がり、NTTコミュニケーションズに相談したのが初めですね。実際にECLを利用してみると、非常に安定稼働しているので、夜安心して眠れるようになりました(笑)今や、社内システムの8割がECL上で動いています。

ECLを実際にお使いになってみて、使い勝手などはいかがでしょうか。

内海氏:
ECLになって一番驚いたのは、「Multi-Cloud Connect(マルチクラウドコネクト)」機能で、すぐネットワークとつながったことです。正直にいえば、私はネットワークに苦手意識があり、社内システムをクラウドに移行する際も、「VPN接続では、どうせまた何かトラブルが起きるだろう」と思っていたのですが、気持ち悪いくらいにすぐにつながりました。もともと、接続までに3日間というスケジュールを立てていたのですが、初日であっという間につながったので、「まじでー」と本当に驚きました。

ECLを選定された際、他のクラウドサービスも検討されましたか。

小出氏:
クラウドの選定時は、他社のサービスもいろいろ比較検討しました。当然、米国の大手ベンダーも検討しましたし、大阪のデータセンターを借りている会社や、サーバーホスティング会社のサービスも考えました。最終的に、NTTコミュニケーションズのECLがよいと判断したのは、安心の料金体系と、NTTコミュニケーションズの会社としての信頼性、回線について選択肢が豊富であることでしたね。その当時台頭してきた米国系のサービスは、インターフェースの点でまだ使いにくそうでしたし、転送量に応じた従量課金制だったので、万が一の際には費用が跳ね上がるのではないかと心配になりました。その点、ECLは、通信キャリアのクラウドサービスで、データ転送料は0円ですし、月額料金の上限が決まっているので、お客さまに包括的なサービスを提供しやすいと感じます。また、海外企業に特有の「私たちのサービス仕様はここまでです」というような頑なな姿勢を感じないのもECLの魅力ですね。それから、ビジネスで利用するにあたり、接続回線の選択肢が多いのもうれしい誤算でした。閉域網も含めて選べますしね。利用頻度が増えたことにより回線速度が追いつかなかったのですが、管理画面で設定を変更すると、すぐに反映されるのは驚きました。
NTTコミュニケーションズは、トラブルがあった時の対応も早いですし、こちらのわがままにも丁寧に対応してもらえるので、信頼できるパートナーだと思っています。

これから、ECLをどのように活用されていきますか。

内海氏:
つい最近、ECLでテナントを増強することに決めました。というのも、弊社は以前インターネットサービスプロバイダー(ISP)事業をやっていたので、その頃からのメールサーバーやWebサーバーが多いのですが、それを維持するための回線サービスが使えなくなる、という出来事があったからです。サーバーなどの物理的なものが止まることは考慮していたのですが、回線サービスが停止するとは思ってもみませんでした。回線が止まると、ONU(光回線終端装置)の電源をOFF/ONしなければならないのですが、当然ロケーションが離れているため、簡単にはできません。これを機に、ISP関連のサーバーをECLに移行しようということになりました。メールサーバーは、かれこれ12~3年使い続けてきたので、相当重たいと思いますが、ECLに移行することに対してあまり懸念はしていないですね。私自身、ECLをこの数か月ずっと使っているのですが、それくらい困ったことがないんですよ。これから、新たなサービスを構築する際にも、積極的にECLを使っていきたいと思っています。
関連リンク
株式会社コムネットシステム