AutoScaling (VPCタイプ OpenNW) 操作マニュアル

本マニュアルでは、 Cloudn AutoScalingのご利用方法に関してご説明いたします。
右のサイドバーより検索がご利用いただけます

1. はじめに

1.1. サービスの概要

Cloudn AutoScaling (AS)は、ユーザのアプリケーションの負荷に応じて、Compute上仮想サーバー数を増減させることのできるサービスです。

負荷やユーザの設定に応じ仮想サーバー数を調整したり、常に一定の規模の仮想サーバー数を確保しアプリケーションを実行するなどの用途に利用できます。
また、LBAと組み合わせて、増減したVMインスタンスをLBAの負荷分散対象と同期することができます。

主な提供機能

仮想サーバーの自動増減
  • あらかじめ設定されたポリシーに従い、仮想サーバーを自動的に増減することができます
  • 動作のトリガーはAutoScalingメトリクスによるもの、あるいは定義したスケジュールに基づいて行われます
  • LBAと組み合わせることで、システムの負荷に応じて仮想サーバーを増減するだけでなく自動的に負荷分散対象への組み入れ・取り外しを行うことが可能です
AutoScaling利用イメージ

Cloudn AutoScalingの利用イメージ

1.2. サービスの用語・提供機能一覧・技術仕様

Cloudn AutoScalingの主な技術仕様、および用語は以下の通りです。

Cloudn AutoScalingで用いられる用語

AutoScalingグループ
AutoScalingを構成する1つ以上の仮想サーバーからなる仮想サーバー郡の単位です。

例えば、仮想サーバーをテンプレート化し、これを用いてAutoScalingグループを作成・設定した場合、仮想サーバーがAutoScalingグループにより新たに作成されます。
この仮想サーバーと、スケールイン・アウトにより作成された仮想サーバーを総称してAutoScalingグループと称します。

この仮想サーバーはComputeコンソールにも表示されます。

注釈

AutoScalingグループにより作られる仮想サーバーはテンプレートを元に新たに作成されます。 Computeに元から存在する仮想サーバーをAutoScalingグループへ組み入れることは出来ません。

起動設定
どのような仮想サーバを起動するか、定義した設定のことを指します。
どのようなテンプレート、あるいはどのサーバプランで仮想サーバを生成するか、といった仮想サーバを作成するうえで必要となる情報を定義します。
スケールイン
AutoScalingグループ内で稼動する仮想サーバの台数を減少させる動作を指します。
スケールインの際は、古い起動設定で作成された仮想サーバから削除されます。
起動設定を作成した時間が等しい場合、仮想サーバの中からランダムで削除対象を決定します。
(削除対象の仮想サーバを決定するアルゴリズムは、APIより変更可能です)
スケールアウト
AutoScalingグループ内で稼動する仮想サーバの台数を増加させる動作を指します。
スケーリングの設定

スケールイン・スケールアウトの動作を設定します。

最小台数

スケールイン時の仮想サーバーの最小台数を表します。

要求台数

実際にAutoScalingグループ内に配置される仮想サーバーの台数を表します。

最大台数

スケールアウト時の仮想サーバーの最大台数を表します。

利用可能ゾーン

仮想サーバーを作成するゾーンを表します。

ステータス

AutoScalingグループの状態を表します。

  • 稼働中

    • AutoScalingグループが正常に稼働中の状態を表します。
  • 停止

    • AutoScalingグループのスケーリングを停止している状態です。
  • 作成中

    • AutoScalingグループを作成中の状態です。
  • 更新中

    • AutoScalingグループの設定を更新している状態です。
  • エラー

    • AutoScalingグループが正常に稼働していません
    • テンプレートが削除されたり、なんらかの設定に誤りがある可能性があります
トリガー
スケールイン・スケールアウトの発生契機です。
Monitoringサービスのメトリクスを設定可能です。
スケールアウト・スケールイン単位台数

スケールアウト・スケールインを実施する際のサーバ台数の単位です。

参考

その他の用語は、以下を参照してください。

ポリシー
スケールアウトもしくはスケールインの際に、変動させる仮想サーバの台数を定義します。
トリガーでスケールアウト・スケールインの発生契機を検知した際に、ポリシーが呼出されることで、仮想サーバの台数を増減させます。
API
Cloudn AutoScalingでは、Amazon Web Services Auto Scalingの互換APIを提供しております。
各種AWSのAPIツールをご利用いただくことが可能です
詳細はAPIマニュアルをお読み下さい。

AutoScaling APIリファレンス

提供機能一覧

Cloudn AutoScalingで提供する機能は以下のとおりです。

カテゴリ 機能 GUI API
AutoScalingグループ管理 一覧表示 Yes Yes
作成 Yes Yes
編集 Yes Yes
削除 Yes Yes

技術仕様・制限

料金
スケールアウト・スケールイン
  • Compute、LBAサービスの利用が前提となります

  • AutoScalingグループの仮想サーバー

    • AutoScalingグループによりテンプレートより仮想サーバーが作成されます

    • 仮想サーバーはAutoScalingグループの設定にもとづき作成されます

    • 作成された仮想サーバーはスケールイン時に自動的に削除される場合があります

    • 仮想サーバーの利用料金はComputeの利用料金のとおりです

    • 作成された仮想サーバーはComputeコンソール、もしくはAPI上にも表示されます

      • 名前はUUIDとなり、変更することは出来ません
    • Computeに元から存在する仮想サーバーをAutoScalingグループへ組み入れることは出来ません

    • LBAによるヘルスチェック設定を実施している場合、ヘルスチェックが失敗した仮想サーバは削除した後に自動で再作成されます

  • トリガー

    • トリガーとして作成されたものはMonitoringサービスにおいてアラームとして登録されます
    • 詳細は Monitoring 操作マニュアル を参照してください
  • クールダウン

    • 下記ノートを参照してください。

注釈

AutoScalingサービスには、本来想定していない不本意なスケールアウト・スケールイン動作を避けるため、 仮想サーバーの増減時に、仮想サーバーが起動完了して負荷状況が安定するまで待つ時間(クールダウン時間, 5分)が設定されています。 そのため、スケーリング動作後のクールダウンにより、次のスケーリングが実行されない場合があります。

クールダウンの仕組み

クールダウンの仕組み

もしこのような事象が発生した場合は、編集画面から「要求台数」を修正して下さい。 この「要求台数」を編集することで、マニュアルスケーリングが可能になっております。

要求台数の修正

要求台数の修正

1.3. 事前に準備いただくもの

Cloudn AutoScalingをご利用頂くにあたっては、以下のものをご用意ください。

インターネットに接続するための機器

パソコンやモデム等、イントラネット/インターネットに接続する為に必要な機器をご用意ください。

インターネットに接続するためのサービス

インターネットへ接続するためのサービスをご用意ください。
例: OCNダイヤルアクセスサービス、OCN ADSL接続サービス、スーパーOCN等の常時接続サービスなど

※他社のインターネット接続サービスでもご利用いただけます。
※プロキシサーバーを利用されている場合は、”https” (ポート番号443) が開放されていることをご確認下さい。

コントロールパネルを閲覧するためのソフト(ブラウザソフト)

Firefox18.0.1 以降が推奨となります。
それ以外のブラウザは、一部、正常に表示されない場合がありますのでご注意ください。

「 【クラウド・エヌ】ご利用内容のご案内 」メール

開通時に送付される「 【クラウド・エヌ】ご利用内容のご案内 」を用意してください。

サービス利用登録後にメール送付される、下記ご利用案内(タイトル「 【クラウド・エヌ】ご利用内容のご案内 」)を参照しながら、本ご利用ガイドに従ってセットアップを実施してください。

ご利用内容のご案内メール

ご利用内容のご案内:メール本文

必要情報の一覧
Cloudn ポータルURL https://portal.cloudn-service.com/comgi/login
Cloudn ポータルログインID メールに記載のある文字(お申し込み時に設定したログインID、上記例ではTest0001)
Cloudn ポータルパスワード お申し込み時に設定されたパスワード

注釈

AutoScalingサービスはアカウント作成時点で自動的に「ご利用中」ステータスとなります。

実際のご利用にて初めて課金が発生します。 詳しくは クラウド・エヌ 料金 をご確認ください。 また、「ご利用中」ステータスになっているものを「未利用」に戻すことは出来ません。

1.4. サービスを利用開始する

以下の手順でAutoScalingサービスを利用開始します。

手順

Cloudn ポータルにログインし、利用したいタイプ・リージョンの「AutoScaling」アイコンへのマウスオーバーにて表示される、「利用開始」をクリックします。

利用開始ボタンをクリックする

Cloudn ポータルでの利用開始

Cloudn AutoScalingサービスが利用開始されます。

利用開始完了

Cloudn ポータルでの利用開始完了画面

注釈

本手順は、コントロールパネル経由でのAutoScalingの操作・API経由でのAutoScalingの操作にかかわらず、 アカウントごとに必要な手順となります。

「ご利用中」のステータス出ない場合、コントロールパネル・API共にご利用をいただけません。

注釈

本手順により課金は発生しません。 実際のご利用にて初めて課金が発生します。 詳しくは クラウド・エヌ 料金 をご確認ください。 また、「ご利用中」ステータスになったものを「未利用」に戻すことは出来ません。

2. AutoScaling コンソールを利用する

Cloudn AutoScalingコンソールについて説明します

2.1. AutoScalingコンソールを起動する

Cloudn AutoScalingを管理するコンソールを起動します。

手順

Cloudn ポータルにログインし、AutoScalingを利用するリージョン・タイプを選択します。
|brandname| AutoScaling 機能概要

Cloudn ポータルの画面 - タイプ・リージョンの選択

その上で、「AutoScaling」アイコンへのマウスオーバーにて表示される、「コンソールへ」をクリックします。
|brandname| AutoScaling 機能概要

Cloudn AutoScalingの選択

AutoScalingコンソールが起動し、初期画面として「AutoScalingグループ一覧」が表示されます。

|brandname| AutoScaling 機能概要

Cloudn AutoScalingコンソール画面

3. AutoScalingを管理する

AutoScalingを管理する方法について説明します。

3.1. AutoScalingグループを作成する

AutoScalingグループを新規に作成します。

手順

「新規作成」ボタンをクリックします。

|brandname| AutoScaling 機能概要

AutoScalingグループの新規作成


新規に作成するAutoScalingグループの各設定項目を入力します。 まず最初に、AutoScalingグループ名、連携するLBA、AutoScalingにより作成する仮想サーバーの情報を入力します。

|brandname| AutoScaling 機能概要
項目 説明
AutoScalingグループ名 作成するAutoScaingグループの名前を入力します。
ロードバランサ
仮想サーバーをアタッチするLBAを指定します。
ロードバランサ(LBA)はLBAコンソールから作成してください。
サブネット ロードバランサの配下のサブネットが表示されます。(入力の必要はありません)
テンプレート
スケーリングする仮想サーバーのテンプレート(マシンイメージ)を指定します。
仮想サーバー (Compute) のテンプレートはComputeコンソールから作成してください。
コンピューティングオファリング スケーリングする仮想サーバーのスペックを指定します。

注釈

・GUIからAutoScalingグループを作成する場合、LBAと連携する設定となります。LBAによるヘルスチェックが失敗した場合、AutoScalingは失敗した仮想サーバを削除したのち、自動で仮想サーバを再作成します。

・AutoScalingグループ内の仮想サーバは、20分以内に作成を完了する必要があります。作成起動に時間を要する仮想サーバーテンプレートの利用はお控えください。


次に、スケーリングの発生条件や、AutoScalingグループの設定を行います。

|brandname| AutoScaling 機能概要
項目 説明
最小台数 AutoScalingグループでスケールインを実行した際に下限とする仮想サーバーの台数を指定します。
要求台数 AutoScalingグループ内に配置する仮想サーバーの台数を指定します。
最大台数 AutoScalingグループでスケールアウトを実行した際に上限とする仮想サーバーの台数を指定します。
ヘルスチェック猶予時間 仮想サーバーを起動してからヘルスチェックの対象となるサービスが開始されるまで、ヘルスチェックを無視する時間を指定します。仮想サーバーの起動後、サービスの立ち上げに時間がかかる場合は、この時間を長く設定します。
クールダウン時間 仮想サーバーが増減した直後はサービスが安定しておらず、性能が変化していないため、その間に再びトリガーによるスケーリングが行われないよう、トリガーの実行を無視する時間を指定します。
トリガー スケーリングの発生契機を指定します。
トリガー判定基準値(スケールアウト) トリガーの値がこの項目で設定した値以上のとき、仮想サーバーの台数を増やします。
トリガー判定基準値(スケールイン) トリガーの値がこの項目で設定した値未満のとき、仮想サーバーの台数を減らします。
スケールアウト・スケールイン単位台数 トリガーにより仮想サーバーの台数が変化する際に、増減させる仮想サーバーの台数を指定します。

注釈

AutoScalingでは、以下のトリガーを選択することができます。

項目 説明
CPU使用率(平均)
AutoScalingグループ内の各仮想サーバーにおける平均CPU使用率を5分間隔で取得し、それらの平均値をトリガーにします。
値はコア数×CPU使用率で指定するため、コア数が2の仮想サーバーでCPU使用率が50%を超えた場合をトリガーにする場合、100を指定します。
ディスク読み取り操作回数(平均) AutoScalingグループ内の各仮想サーバーにおける1秒あたりのディスク読み取り回数を5分間隔で取得し、それらの平均値をトリガーにします(単位:回)。
ディスク書き込み操作回数(平均) AutoScalingグループ内の各仮想サーバーにおける1秒あたりのディスク書き込み回数を5分間隔で取得し、それらの平均値をトリガーにします(単位:回)。
ディスク読み取りバイト数(平均) AutoScalingグループ内の各仮想サーバーにおける1秒あたりのディスク読み取りバイト数を5分間隔で取得し、それらの平均値をトリガーにします(単位:Byte)。
ディスク書き込みバイト数(平均) AutoScalingグループ内の各仮想サーバーにおける1秒あたりのディスク書き込みバイト数を5分間隔で取得し、それらの平均値をトリガーにします(単位:Byte)。
ネットワーク受信バイト数(平均) AutoScalingグループ内の各仮想サーバーにおける1秒あたりのネットワーク受信バイト数を5分間隔で取得し、それらの平均値をトリガーにします(単位:Byte)。
ネットワーク送信バイト数(平均) AutoScalingグループ内の各仮想サーバーにおける1秒あたりのネットワーク送信バイト数を5分間隔で取得し、それらの平均値をトリガーにします(単位:Byte)。

注釈

トリガーを設定した場合、AutoScalingグループを作成すると同時にMonitoringにアラームが2つ追加されます。AutoScalingサービスで生成したMonitoringのアラームは、下記のように「-ASConsole-」が付いた名前になります。

|brandname| AutoScaling 機能概要

トリガー


最後に「確定」ボタンをクリックします。

新規作成したAutoScalingグループのステータスが、作成中から稼働中に変化すると、作成したAutoScalingグループが有効状態となります。 作成中の間は、AutoScalingグループの設定を変更できません。

注釈

AutoScalingグループの各設定項目の意味については、項目横の「?」マークをクリックすると、そのガイドメッセージが表示されます。

|brandname| AutoScaling 機能概要

ガイドメッセージ

注釈

AutoScalingサービスで生成した仮想サーバー (Compute)の名称は、下記のようにUUIDになります。

|brandname| AutoScaling 機能概要

Compute仮想サーバー名

3.2. AutoScalingグループを編集する

作成済みのAutoScalingグループの設定を編集します。

手順

設定を編集するAutoScalingグループの「編集(詳細設定)」ボタンをクリックします。

|brandname| AutoScaling 機能概要

AutoScalingグループの新規作成


「グループ設定」のタブをクリックし、設定編集画面に移ります。

|brandname| AutoScaling 機能概要

設定を変更したいAutoScalingグループの設定項目を入力します。

|brandname| AutoScaling 機能概要
項目 説明
AutoScalingグループ名 変更できません。
ロードバランサ 変更できません。
サブネット 変更できません。
テンプレート
スケーリングする仮想サーバーのテンプレート(マシンイメージ)を指定します。
仮想サーバー (Compute) のテンプレートはComputeコンソールから作成してください。
コンピューティングオファリング スケーリングする仮想サーバーのスペックを指定します。

注釈

・GUIからAutoScalingグループを作成する場合、LBAと連携する設定となります。LBAによるヘルスチェックが失敗した場合、AutoScalingは失敗した仮想サーバを削除したのち、自動で仮想サーバを再作成します。

・AutoScalingグループ内の仮想サーバは、20分以内に作成を完了する必要があります。作成起動に時間を要する仮想サーバーテンプレートの利用はお控えください。

・テンプレートやコンピューティングオファリングを変更した場合、新規に作成される仮想サーバーから変更が適用されます。(既存の仮想サーバーには変更が適用されません。)


次に、スケーリングの発生条件や、AutoScalingグループの設定を行います。

|brandname| AutoScaling 機能概要
項目 説明
最小台数 AutoScalingグループでスケールインを実行した際に下限とする仮想サーバーの台数を指定します。
要求台数 AutoScalingグループ内に配置する仮想サーバーの台数を指定します。
最大台数 AutoScalingグループでスケールアウトを実行した際に上限とする仮想サーバーの台数を指定します。
ヘルスチェック猶予時間 仮想サーバーを起動してからヘルスチェックの対象となるサービスが開始されるまで、ヘルスチェックを無視する時間を指定します。仮想サーバーの起動後、サービスの立ち上げに時間がかかる場合は、この時間を長く設定します。
クールダウン時間 仮想サーバーが増減した直後はサービスが安定しておらず、性能が変化していないため、その間に再びトリガーによるスケーリングが行われないよう、トリガーの実行を無視する時間を指定します。
トリガー スケーリングの発生契機を指定します。
トリガー判定基準値(スケールアウト) トリガーの値がこの項目で設定した値以上のとき、仮想サーバーの台数を増やします。
トリガー判定基準値(スケールイン) トリガーの値がこの項目で設定した値未満のとき、仮想サーバーの台数を減らします。
スケールアウト・スケールイン単位台数 トリガーにより仮想サーバーの台数が変化する際に、増減させる仮想サーバーの台数を指定します。

注釈

AutoScalingでは、以下のトリガーを選択することができます。

項目 説明
CPU使用率(平均)
AutoScalingグループ内の各仮想サーバーにおける平均CPU使用率を5分間隔で取得し、それらの平均値をトリガーにします。
値はコア数×CPU使用率で指定するため、コア数が2の仮想サーバーでCPU使用率が50%を超えた場合をトリガーにする場合、100を指定します。
ディスク読み取り操作回数(平均) AutoScalingグループ内の各仮想サーバーにおける1秒あたりのディスク読み取り回数を5分間隔で取得し、それらの平均値をトリガーにします(単位:回)。
ディスク書き込み操作回数(平均) AutoScalingグループ内の各仮想サーバーにおける1秒あたりのディスク書き込み回数を5分間隔で取得し、それらの平均値をトリガーにします(単位:回)。
ディスク読み取りバイト数(平均) AutoScalingグループ内の各仮想サーバーにおける1秒あたりのディスク読み取りバイト数を5分間隔で取得し、それらの平均値をトリガーにします(単位:Byte)。
ディスク書き込みバイト数(平均) AutoScalingグループ内の各仮想サーバーにおける1秒あたりのディスク書き込みバイト数を5分間隔で取得し、それらの平均値をトリガーにします(単位:Byte)。
ネットワーク受信バイト数(平均) AutoScalingグループ内の各仮想サーバーにおける1秒あたりのネットワーク受信バイト数を5分間隔で取得し、それらの平均値をトリガーにします(単位:Byte)。
ネットワーク送信バイト数(平均) AutoScalingグループ内の各仮想サーバーにおける1秒あたりのネットワーク送信バイト数を5分間隔で取得し、それらの平均値をトリガーにします(単位:Byte)。

注釈

トリガーを設定した場合、AutoScalingグループを作成すると同時にMonitoringにアラームが2つ追加されます。AutoScalingサービスで生成したMonitoringのアラームは、下記のように「-ASConsole-」が付いた名前になります。

また、既存のトリガーを編集した場合、Monitoringに追加済の2つのアラーム設定が更新されます。

|brandname| AutoScaling 機能概要

トリガー


最後に「確定」ボタンをクリックします。

設定変更したAutoScalingグループのステータスが、更新中から稼働中に変化すると、AutoScalingグループの設定が反映されます。 更新中の間は、AutoScalingグループの設定を変更できません。

注釈

AutoScalingグループの各設定項目の意味については、項目横の「?」マークをクリックすると、そのガイドメッセージが表示されます。

|brandname| AutoScaling 機能概要

ガイドメッセージ

注釈

AutoScalingサービスで生成した仮想サーバー (Compute)の名称は、下記のようにUUIDになります。

|brandname| AutoScaling 機能概要

Compute仮想サーバー名

3.3. AutoScalingグループを削除する

作成したAutoScalingグループを削除します。

手順

AutoScalingコンソールより、削除するAutoScalingグループの「削除」ボタンをクリックします。

AutoScalingグループの削除

AutoScalingグループの削除


「OK」をクリックすることで、AutoScalingグループの削除が開始されます。

また、AutoScalingグループで管理していた仮想サーバー、およびトリガーとしていたMonitoringのアラームも同時に削除されます。

AutoScalingグループ削除の確定

AutoScalingグループ削除の確定

3.4. スケーリングした仮想サーバーの状態を確認する

AutoScalingグループで管理している仮想サーバーの状態を確認します。

手順

確認したいAutoScalingグループの「編集(詳細設定)」ボタンをクリックします。

|brandname| AutoScaling 機能概要

AutoScalingグループの詳細設定


Compute一覧の画面が表示され、状態を確認することができます。

|brandname| AutoScaling 機能概要
項目 説明
仮想サーバー名 AutoScalingによって生成された仮想サーバーの名前(uuid)を表示します。
ゾーン 仮想サーバーが存在するゾーンを表示します。
ヘルスチェック
LBAもしくはComputeによるヘルスチェックが成功している場合はHealthy、失敗している場合はUnhealthyと表示されます。
(GUIでAutoScalingグループを作成した場合、LBAによるヘルスチェックとなります。)
ステータス 仮想サーバーの稼働状態を表示します。

注釈

・AutoScalingで管理している仮想サーバーがヘルスチェックに失敗しUnhealthy状態になった場合、AutoScalingはその仮想サーバーを削除したのちに再度仮想サーバーを作成します。 また、このような仮想サーバーの再作成が3回連続で失敗した場合、そのAutoScalingグループの一切のスケーリングが停止します。

・停止したスケーリングを再開させる場合は、「スケーリング履歴」のタブから「スケーリング再開」ボタンをクリックしてください。

3.5. スケーリングの動作履歴を確認する

AutoScalingグループで行われたスケーリングの動作履歴を表示します。 また、スケーリングの再開および停止もこの画面が実施することができます。

手順

確認したいAutoScalingグループの「編集(詳細設定)」ボタンをクリックします。

|brandname| AutoScaling 機能概要

AutoScalingグループの詳細設定


「スケーリング履歴」のタブをクリックすると、これまでのスケーリング履歴を50件まで確認することができます。

|brandname| AutoScaling 機能概要
項目 説明
ステータス
スケーリングの状態について、以下の4種類で表示します。
・PreInService:スケーリングがまだ行われていない状態を表します。
・InProgress:進行中のスケーリングを表します。
・Successful:問題なく完了したスケーリングを表します。
・Failed:何らかの理由により失敗したスケーリングを表します。
開始時間(JST) スケーリングが開始された日時を日本時間で表示します。
終了時間(JST) スケーリングが終了した日時を日本時間で表示します。
スケーリング起因 そのスケーリングがなぜ行われたか、理由を表示します。(古いスケーリング履歴の場合、スケーリング起因が表示されない場合があります。)
詳細 行われたスケーリングの内容を表示します。

注釈

スケーリング起因としては、以下のような例があります。 (開始時間・終了時間と異なり、スケーリング起因に表示される時刻はUTCとなりますのでご注意ください。)

スケーリング起因 表示内容(例)
AutoScalingグループ新規作成 At 2015-01-01T00:00:00Z a user request created an AutoScalingGroup changing the desired capacity from 0 to 1.
AutoScalingグループ設定の手動更新(スケールアウト) At 2015-01-01T00:00:00Z a user request update of AutoScalingGroup constraints to min: 0, max: 2, desired: 1 changing the desired capacity from 0 to 1.
AutoScalingグループ設定の手動更新(スケールイン) At 2015-01-01T00:00:00Z a user request update of AutoScalingGroup constraints to min: 0, max: 2, desired: 1 changing the desired capacity from 2 to 1.
スケジュール設定によるスケールアウト At 2015-01-01T00:00:00Z the scheduled action test-scale-out executed. The scheduled action update of AutoScalingGroup constraints to min: 0, max: 2, desired: 1 changing the desired capacity from 0 to 1.
スケジュール設定によるスケールイン At 2015-01-01T00:00:00Z the scheduled action test-scale-in executed. The scheduled action update of AutoScalingGroup constraints to min: 0, max: 2, desired: 1 changing the desired capacity from 2 to 1.
トリガー(Monitoringアラーム)によるスケールアウト At 2015-01-01T00:00:00Z a monitor alarm triggered policy test-ASConsole-out changing the desired capacity from 0 to 1.
トリガー(Monitoringアラーム)によるスケールイン At 2015-01-01T00:00:00Z a monitor alarm triggered policy test-ASConsole-in changing the desired capacity from 1 to 0.
Computeヘルスチェック失敗によるスケールイン At 2015-01-01T00:00:00Z an instance was taken out of service in response to a Compute health-check.
LBAヘルスチェック失敗によるスケールイン At 2015-01-01T00:00:00Z an instance was taken out of service in response to an LBA health-check.

停止したスケーリングを再開する場合は「スケーリング再開」ボタンを、スケーリングを停止する場合は「スケーリング停止」ボタンをクリックします。

|brandname| AutoScaling 機能概要
項目 説明
スケーリング再開
スケーリングに3回連続で失敗した場合など、動作に異常がある場合にAutoScalingはスケーリングを停止します。
このボタンをクリックすることで、停止したスケーリングを再開させることができます。
スケーリング停止 仮想サーバーの台数を固定したい場合など、スケーリングを行いたくない場合、このボタンをクリックすることでスケーリングを停止することができます。

3.6. 時間指定によるスケーリングを行う

特定の時間を指定してスケーリングを行います。

手順

確認したいAutoScalingグループの「編集(詳細設定)」ボタンをクリックします。

|brandname| AutoScaling 機能概要

AutoScalingグループの詳細設定


「スケジュール設定」のタブをクリックすると、これまでに作成したスケジュール設定を確認することができます。 (過去のスケジュール設定は表示されません。) また、スケジュール設定の新規作成・編集・削除が可能です。

|brandname| AutoScaling 機能概要
項目 説明
名前 設定を管理するための名称を表します。
開始時間(JST)    スケーリングを開始する時間を日本時間で表示します。時間は秒単位で指定可能です。
最小台数 スケールインが実行された際の下限となる仮想サーバー台数を表示します。
要求台数 実際にAutoScalingグループ内に配置する仮想サーバー台数を表示します。
最大台数 スケールアウトが実行された際の上限となる仮想サーバー台数を表示します。

「新規作成」ボタン、もしくは更新したい設定にチェックを入れて「編集」ボタンをクリックすると、スケジュール設定の入力フォームが表示されます。

|brandname| AutoScaling 機能概要
項目 説明
名前 設定を管理するための名称を入力します。すでに存在するスケジュール設定の名前を入力した場合、その設定内容が上書きされます。
開始時間(JST) スケーリングを開始する日時を日本時間で入力します。時間は秒単位で指定可能です。また、過去の時間や、既に設定済の時間は入力できません。
最小台数
スケールインが実行された際の下限となる仮想サーバー台数を入力します。
スケールインのトリガーが設定されている場合は、要求台数を増やしても最小台数に戻る場合があるため、最小台数も同時に更新することを推奨いたします。
要求台数 このスケジュール設定が実行された際に、実際にAutoScalingグループ内に配置する仮想サーバー台数を入力します。
最大台数 スケールアウトが実行された際の上限となる仮想サーバー台数を入力します。

開始時間になると、AutoScalingグループの最小台数、要求台数、最大台数が設定された値に更新されます。 (要求台数が未入力の場合、要求台数は更新されません。)


削除したい設定にチェックを入れて削除をクリックすると、既存のスケジュール設定が削除されます。

|brandname| AutoScaling 機能概要

3.7. スケーリングの際にメールで通知する

スケーリングの動作を契機として、メールによる通知を行います。

手順

確認したいAutoScalingグループの「編集(詳細設定)」ボタンをクリックします。

|brandname| AutoScaling 機能概要

AutoScalingグループの詳細設定


「メール通知設定」のタブをクリックすると、これまでに作成したメール通知設定を確認することができます。

また、メール通知設定の新規作成・編集・削除が可能です。

|brandname| AutoScaling 機能概要
項目 説明
メールアドレス      スケーリングが行われた際に通知するメールアドレスを表示します。
通知契機 メール通知を行うスケーリングの契機を表示します。

「新規作成」ボタン、もしくは更新したい設定にチェックを入れて「編集」ボタンをクリックすると、メール通知設定の入力フォームが表示されます。

|brandname| AutoScaling 機能概要
項目 説明
メールアドレス
スケーリングが行われた際に通知するメールアドレスを指定します。カンマ区切りで複数のメールアドレスを指定することができます。
例:cloudn01@example.com,cloudn02@example.com
既に登録済のメールアドレスを指定した場合、設定が上書きされます。
通知契機
・サーバ作成:スケールアウトによりサーバの台数が増加した際にメールで通知します。
・サーバ削除:スケールインによりサーバの台数が減少した際にメールで通知します。
・サーバ作成失敗:スケールアウトの際にサーバの作成処理が失敗した際にメールで通知します。
・サーバ削除失敗:スケールインの際にサーバの削除処理が失敗した際にメールで通知します。
設定追加時に確認メールを送信する チェックを入れると、この通知設定を登録した際に、入力したメールアドレスに対して確認メールが送信されます。

各項目を入力し「確定」ボタンをクリックすると、通知設定が登録されます。 通知設定が登録されると、設定されたスケーリングの各種動作の際にメールが送信されます。

注釈

以下の内容は、サーバ作成の際に通知されるメールの一例です。 no-reply-cnas@cloudn-service.comよりメールが届きます。

件名:Cloudn AutoScaling: launch for group "example"

本文:
Service: Cloudn AutoScaling
Time: 2015-02-20T00:39:40Z
RequestId: 3a71b9c0-8144-4055-bc36-7220b7333bcd
Event: autoscaling:Compute_INSTANCE_LAUNCH
AccountId: cln100000000
AutoScalingGroupName: example
AutoScalingGroupARN: arn:cloudn:autoscale:jp-e1:cln100000000:autoScalingGroup:autoScalingGroupName/example
ActivityId: 3a71b9c0-8144-4055-bc36-7220b7333bcd
Description: Launching a new Compute instance: f47e26a1-f755-49df-a116-89a1566c83e4
StartTime: 2015-02-20T00:37:46Z
EndTime: 2015-02-20T00:39:40Z
StatusCode: Successful
Progress: 100
ComputeInstanceId: f47e26a1-f755-49df-a116-89a1566c83e4

--
Please do not reply directly to this email.

通知設定を削除する場合は、削除を希望する設定にチェックを入れます。 「削除」ボタンをクリックすると、既存のメール通知設定が削除されます。

|brandname| AutoScaling 機能概要