Cloudn RDB 操作マニュアル

本マニュアルでは、 Cloudn RDBのご利用方法に関してご説明いたします。
右のサイドバーより検索がご利用いただけます。

1. はじめに

Contents:

1.1. サービスの概要

本マニュアルでは、Cloudn RDBのご利用方法をご説明いたします。 Cloudn RDBは、データベースを簡単にセットアップ、運用、拡張する機能を安価に提供します。 お客様は、Cloudn RDBを使う事で手間のかかるデータベース管理から解放され、アプリケーション開発やビジネスに集中することができます。

主な提供機能

主な提供機能は以下の通りです。

初期投資不要、データ転送無料
Cloudn の他のサービスと同様に、初期投資は不要・データ転送(I/O)は無料です。
お支払いいただくのは使用したリソースの分のみで、手間のかかるデータベースの管理・運用を簡単・安価に提供します。
チューニングの自動設定
お客さまが選択されたDBサーバープラン(CPU/メモリ量)に対応した適切なチューニングパラメータがあらかじめ設定されています。
お客さまはDB インスタンスを作成するだけで、リレーショナルデータベースを利用できます。
追加の設定作業は不要です。
簡単に監視設定
Cloudn Monitoring では、DBインスタンスのCPU/メモリ/ストレージ利用率、 DB インスタンス接続数など、DB インスタンスの主要な情報を表示することができます。
また、閾値を設定することで、アラームをメールにて通知することもできます。
なお、Cloudn Monitoringは、追加費用無しでご利用いただけます。
高い可用性
複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)により高い可用性を実現します。
複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ) では、自動的にマスタ(Master)とサブマスタ(SubMaster)が異なるゾーンに配備され、DBデータは拠点間を跨って同期します。マスタの故障時には自動的にサブマスタがマスタに昇格することで、業務を継続できます。お客様は、ハードウェア故障対応など面倒な業務から開放されます。
なお、高い可用性が必要ない開発環境等には、安価な単一ゾーン構成(Single-AZ)も利用可能です。
自動バックアップ機能
自動バックアップ機能により、お客さまのデータベースとトランザクションログを自動的にバックアップします。
取得されたバックアップデータは、堅牢性99.999999999%(eleven-nine)の Cloudn Object Storageにお客さまが指定したバックアップ保持期間の間格納します。
複数ゾーン冗長構成、単一ゾーン構成共に自動バックアップ機能を利用可能です。
任意の時点へリストア
バックアップ保持期間内の任意の時刻を指定してDBインスタンスをリストアできます。
(ただし、現在時刻より5分以内の時刻は指定できない可能性があります。)
簡単に性能アップ・容量アップ
数回ボタンを押すだけで、CPU性能アップや、メモリ容量・ディスク容量アップできます。
お客さまのアプリケーションの成長に合わせてデータベースの性能・容量を拡張できます。

ご不明な点などございましたら、 Cloudn ポータルから接続されるサポートポータルよりお問い合わせください。

1.2. 事前に準備いただくもの

Cloudn RDBをご利用頂くにあたっては、以下のものをご用意ください。

事前に準備いただくもの

機器

PCやネットワーク機器等、インターネットに接続する為の機器をご用意ください。

インターネット接続サービス
インターネットへ接続するためのサービスをご用意ください。
例:OCNダイヤルアクセスサービス、OCN ADSL接続サービス、スーパーOCN等の常時接続サービスなど

※他社のインターネット接続サービスでもご利用いただけます。
※御社内にてプロキシサーバーを利用されている場合は、「https(ポート番号443)」が開放されていることをご確認下さい。
Cloudn RDBコンソールを閲覧するためのソフト(ブラウザ)

Firefox18.0.1以降が推奨となります。 それ以外のブラウザは、一部、正常に表示されない可能性がありますのでご注意ください。

「【クラウド・エヌ】ご利用内容のご案内」メール

開通時に送付される「【クラウド・エヌ】ご利用内容のご案内」を用意してください。

サービス利用登録後にメール送付される、下記ご利用案内(タイトル「【クラウド・エヌ】ご利用内容のご案内」)を参照しながら、本ご利用ガイドに従ってセットアップを実施してください。

ご利用内容のご案内メール

ご利用内容のご案内:メール本文

必要情報の一覧
Cloudn ポータルURL https://portal.cloudn-service.com/comgi/login
Cloudn ポータルログインID メールに記載のある文字(お申し込み時に設定したログインID、上記例ではTest0001)
Cloudn ポータルパスワード お申し込み時に設定されたパスワード

1.3. RDBサービスを利用開始する

Cloudn RDBサービスを利用開始する流れは以下の通りです。

手順

Cloudn ポータルにログインし、東日本リージョンの「RDB」アイコンへのマウスオーバーにて表示される「利用開始」をクリックします。

利用開始ボタンをクリックする

Cloudn ポータルでの利用開始

東日本リージョン(FLATタイプ)の「RDB」アイコンへのマウスオーバーにて表示される「コンソールへ」をクリックします。

コンソール

コンソール

注釈

利用開始しただけでは課金は発生しません。

1.4. サービスの用語・提供機能一覧・技術仕様

Cloudn RDBの主な技術仕様、および用語は以下の通りです。

Cloudn RDBで 用いられる用語

ゾーン(Availability Zone)
ゾーンの概念は基本的にComputeと同じです。
Cloudn RDBは、ゾーンを跨いでDBデータの同期する複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)と、単一のゾーンを利用する単一ゾーン構成(Single-AZ)を利用できます。
DBインスタンス(DBInstance)
お客さまが利用されるデータベースサーバーです。DBサーバープラン(vCPU数/メモリ量)及び、DBディスク容量を指定して作成できます。
DBインスタンスは、後述する複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)もしくは、単一ゾーン構成(Single-AZ)のいずれかの構成で作成することができます。
その他、作成時には、後述する自動バックアップ機能やDBセキュリティグループを設定できます。
マスタ(Master)

複数ゾーン冗長構成及び単一ゾーン構成共に1台のみ存在し、SQLの処理を担当します。

サブマスタ(Submaster)
マスタと異なるゾーンに配置され、マスタとデータを同期しています。サブマスタは、SQLを処理できません。
マスタが故障した際には、サブマスタがマスタに昇格しSQLを処理します。
複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)において作成され、単一ゾーン構成(Single-AZ)では作成されません。
複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)
異なるゾーンにマスタ(Master)・サブマスタ(Submaster)を1台づつ配置して作成する、可用性の高い冗長構成のDBインスタンスです。
サブマスタはホットスタンバイとして動作し、拠点を跨いでマスタとデータ同期します。
マスタが故障すると、故障検知から数分後に、フェイルオーバー処理によりサブマスタがマスタに昇格し業務を継続させます。新しいサブマスタは自動的に再構築され、再び冗長構成となります。
可用性が高く、主に商用環境・ステージング環境としてのご利用を想定しています。
複数ゾーン冗長構成はバックアップの機能ではなく、可用性を高め業務を継続させるための機能ですので、データを保護するためには自動バックアップ機能も併せてご利用ください。
複数ゾーン冗長構成は、マスタとサブマスタの2台で構成されますので、2台分の費用となります。
単一ゾーン構成(Single-AZ)
単一ゾーンで1台のマスタにより構成する方式です。
高い可用性が不要な|brandname| RDBの操作性確認等のご利用を想定しています。故障時にはデータを失う場合がございますので、自動バックアップ機能を併せてご利用ください。
自動バックアップ機能をご利用いただくことで、データを失った場合でも、バックアップデータを元に新しいDBインスタンスを作成することができます。
単一ゾーン構成は1台分の費用となります。
フェイルオーバー(Failover)
複数ゾーン冗長構成のDBインスタンスにおいて、マスタ故障時にサブマスタがマスタが昇格し業務を継続させる処理です。
フェイルオーバー後は業務を継続できますが、フェイルオーバー後にはマスタとサブマスタ間でデータ同期が必要となる場合があります。
データ同期には約6時間程度を要します。(CPU数やデータ量及びネットワーク利用率等、その他の要因により変わります)
データ同期中はDBインスタンスはmodifyingステータスとなり、DBインスタンスに対する操作ができません。
自動バックアップ機能(Backup)
お客さまのデータベース及びトランザクションログを自動的にバックアップする機能です。バックアップデータは、可用性の高い Cloudn Object Strageに自動的に保存されます。
DBインスタンスの起動時・変更時に、自動バックアップ機能の利用有無と、バックアップデータ保持期間を指定することができます。
ご利用には、データ保存量と期間に応じてバックアップデータの保存費用が必要になります。

注釈

バックアップ中も読み込み・書き込みが利用可能です。 バックアップは、お客様データのスナップショットを作成し、スナップショットからバックアップデータを取得いたします。 そのため、書き込みがあってもスナップショットは影響を受けませんので、書き込みを停止する必要はございません。 ただし、スナップショット取得中にはレイテンシーが増大いたします。

注釈

モニタリング情報の取得、正常性確認、バックアップ等の管理用にCPU使用率やディスクIOが増えますのでご了承ください。

リストア(Point In Time Recovery)
バックアップデータ保存期間から任意の時点を指定して、新しいDBインスタンスを作成する機能です。
自動バックアップ機能を利用している場合にのみ利用可能です。
リストアにより新しいDBインスタンスが作成されますが、リストア元となったDBインスタンスはそのまま残っておりますので、リストア元のDBインスタンスが不要でしたら、お客さまにて削除ください。
システムアップデート(System Update)
DBインスタンスのOSの安定性向上や、セキュリティフィックスのためにアップデートする機能です。
安全に安定してご利用いただくために、最新のシステムアップデートを適用してください。
システムアップデートにはMySQLのセキュリティフィックスが含まれませんので、MySQLを安全にご利用いただくには、MySQLを最新のマイナーバージョンに更新してください。
DBセキュリティグループ(DBSecurityGroup)
DBセキュリティグループの概念は基本的にComputeと同じです。ファイアウォールにおける通信許可ルールの集合に相当します。
DBインスタンスに1つもしくは複数のDBセキュリティグループを設定することで、DBインスタンスへの接続制限を実現できます。
DBセキュリティグループには、後述する複数の接続許可アドレスを設定できます。
一般的にデータベースは、アプリケーションサーバや管理サーバからのみのアクセスを許可し、その他のアクセスは拒否します。
接続許可アドレス(CIDRIP)

DBインスタンスへ接続を許可するアドレスで、DBセキュリティグループに設定されます。 接続許可アドレスのみ接続を許可し、その他のアドレスからは接続を拒否しますので、接続が必要なIPアドレスのみを指定してください。 接続許可アドレスはCIDR表記(例: 192.0.2.0/24)でアドレスの範囲を指定することができます。 Cloudn Computeのアドレスを設定する際には、/32で設定してください。

提供機能一覧

Cloudn RDBで提供する機能は以下のとおりです。

カテゴリ 機能 GUI API
DBインスタンス管理 作成(CreateDBInstance) Yes Yes
情報取得(DescribeDBInstances) Yes Yes
削除(DeleteDBInstance) Yes Yes
変更(ModifyDBInstance) Yes Yes
再起動(RebootDBInstance) Yes Yes
リストア(RestoreDBInstanceToPointInTime) Yes Yes
システムアップデート(ApplyPendingMaintenanceAction) Yes Yes
DBセキュリティグループ管理 作成(CreateDBSecurityGroup) Yes Yes
表示(DescribeDBSecurityGroups) Yes Yes
削除(DeleteDBSecurityGroup) Yes Yes
接続許可設定(AuthorizeDBSecurityGroupIngress) Yes Yes
接続許可設定取消(AuthorizeDBSecurityGroupIngress) Yes Yes
イベント管理 過去のイベント表示(DescribeEvents) Yes Yes

技術仕様・制限

提供リージョン
Cloudn RDBの提供は東日本リージョンとなります。
上限値

上限値を超える用途にはご利用いただけません。

諸元値
項目名 上限値
DBインスタンス作成可能数 1 Cloudn アカウントにつき、20個まで
セキュリティグループ作成可能数 1 Cloudn アカウントにつき、20個まで
セキュリティグループ登録可能アドレス数 1 セキュリティグループにつき、20個まで
セキュリティグループ適用可能数 1 DBインスタンスにつき、3個まで
最大のサーバープラン vDB8(8vCPU,メモリ16GB)
最大のデータディスク容量 300GB ※制限がございますので、下記「提供機能の制限」をご確認ください。
提供機能の制限
  • データベースエンジンとしてMySQLのみを提供します。提供するバージョンはMySQL5.6系及びMySQL5.7系です。
  • システムメンテナンスは、弊社がOSの安定性向上やセキュリティフィックスが必要と判断した場合に追加されます。
  • MySQLのマイナーバージョンは、弊社がMySQLにセキュリティフィックスが必要と判断した場合に追加されます。
  • MySQLのストレージエンジンとしてinnodbのご利用を前提としています。MySQLの各種設定パラメーターはinnodbのご利用を前提に設定されており、お客様は設定パラメーターを変更できません。MyISAMはクラッシュリカバリを備えていない為、フェイルオーバーによる復旧ができない可能性があり、またリストア機能のご利用時に新しいDBインスタンスの作成に失敗する可能性があります。
  • SSL暗号化通信をサポートしていません。なお、東日本リージョンで提供するComputeやPaaS等の他サービスとの通信は、当社内のネットワーク内に閉じた通信となります。
  • DBインスタンスのタイムゾーンはUTCに固定で設定しており、お客様は変更できません。
  • my.cnfの編集およびMySQLサーバ起動時におけるプロセスのオプションの編集には対応しておりません。
  • DBインスタンスが保有するログは理由の如何に関わらず提供いたしません。ただし、RDBサービスにおいてデフォルトで有効となっているslow_logに限り、mysql.slow_logテーブルからお客様自身でSELECT文等を用いることで取得可能です。
  • データディスクの最大容量は300GBですが、新規作成時のみ300GBを選択できます。30GBもしくは100GBのインスタンスを300GBに拡張する事はできません。30GBもしくは100GBのインスタンスをご利用されており300GBへの拡張が必要となった際には、300GBのDBインスタンスを新規作成し、 データ移行 していただくか、リストア機能で新規インスタンス作成時にディスク容量を変更いただく必要があります。
  • データディスクの変更は、増量のみ可能となります。
  • MySQLをマイナーバージョンアップすることが可能ですが、元のバージョンに戻すことはできません。十分に試験してからマイナーバージョンアップしてください。リストア機能により試験用DBインスタンスを作成する方法は、 こちら をご覧ください。
  • MySQLの自動マイナーバージョンアップ機能は現在提供しておりません。新しいマイナーバージョンが提供されましたらメールにてお知らせしますので、お客様操作により、変更機能を用いてマイナーバージョンアップしていただく必要があります。
  • 単一ゾーン構成(Single-AZ)から複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)への変更、及び、複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)から単一ゾーン構成(Single-AZ)へ変更することはできません。変更が必要になった際には、リストア機能により新しいインスタンスを作成する際に、単一ゾーン構成(Single-AZ)もしくは複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)を変更する事ができます。
  • 自動バックアップ機能は、定期的にバックアップ処理を実行する機能です。当社は、自動バックアップ機能により、バックアップデータの取得を可能な限り試みますが、バックアップデータの取得成功を保証するものではありません。
  • リストア機能は、自動バックアップ機能により取得したバックアップデータから新しいDBインスタンスを作成する機能です。当社は、リストア機能により、可能な限りデータ等の復旧を試みますが、データ等の復旧を保証するものではありません。
データの可用性等に関するご注意
  • フェイルオーバ等によりDBインスタンスのIPアドレスが変更される場合がありますので、DBインスタンスへの接続先としてIPアドレスを使わずDBエンドポイントを使用してください。
  • 自動バックアップ機能により取得したバックアップデータの可用性条件は、オブジェクトストレージに従います。
  • 単一ゾーン構成(Single-AZ)は、故障等により長時間のサービス断が発生したり、当社が作業しても復旧できずデータ等が失われたりする可能性があります。データ等が失われた場合、バックアップデータから復旧してください。
  • 複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)は、フェイルオーバーのためにマスタとサブマスタ間でデータを同期しますが、これはデータ等の消失若しくは破損から保護する機能ではありません。故障等によりデータ等が失われた場合、バックアップデータから復旧してください。
  • 複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)は、マスタとサブマスタ間の通信が途切れた等の理由によって、一時的に同期できないことがあります。データ同期については後追いで実施されますが、データ同期が完了していない時点でフェイルオーバーが発生すると、同期していないデータ等を失います。
サービスの一時中断およびパフォーマンスの低下に関するご注意
  • メンテナンスウインドウでは、メールやInformationポータルにより予告してサービス停止を含むメンテナンスが実施される場合があります。サービスの停止時間や停止するサービスの範囲等は予告の内容をご覧ください。緊急性の高いメンテナンスの場合にはメンテナンス予告が直前になったり、予告なく実施される場合があります。
  • DBインスタンスでは当社の管理プログラムが動作しているため、お客様のRDB利用に係わらず、定期的なCPU使用率の上昇、メモリ使用量の増加、ディスクIOの上昇が見られる場合があります。
  • 自動バックアップ機能では、バックアップウィンドウの開始時刻直後に静止点を作成します。DBインスタンスはbacking-upステータスとなり静止点の作成時にレイテンシーが増大しますので、バックアップウィンドウの開始時刻は最も書き込みが少ない時刻を指定してください。バックアップウィンドウの開始時刻はDBインスタンス作成時のみに指定可能です。静止点作成時におけるレイテンシーの目安は10秒程度ですが、ディスク容量や共有設備の負荷状況等により長くなる場合があります。
  • 自動バックアップ機能では、MySQLへの同時接続数の上限に達している場合等において、静止点作成のためのMySQLのロック取得ができず、DBインスタンスがbacking-upステータスとなり ます。backing-upステータスのDBインスタンスは、故障発生時にも復旧対象となりませんので、MySQLへの同時接続数上限に達したままにならないようにご利用ください。
  • 複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)は、マスタの故障を当社が検知した場合、サブマスタへフェイルオーバーしてサービスを可能な限り継続いたしますが、マスタの故障からフェイルオーバー完了まで、サービス断が起こります。
  • 複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)において、故障検知からフェイルオーバーが完了するまでにかかる時間の目安は数分程度となりますが、故障内容や、クラッシュリカバリー、DBインスタンスの利用状況等、様々な条件によりフェイルオーバー完了が遅くなることがあります。
  • 複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)は、以下のような場合にレイテンシーが増大することがあります。
    • フェイルオーバー及び、フェイルオーバー後のデータ再同期
    • サブマスタ故障時のデータ再同期
    • マスタとサブマスタ間の通信帯域が狭くなった場合
    • サブマスタのディスクIO性能が不足した場合
    • フェイルオーバー直後や再起動直後等、データベースのデータがキャッシュされていない場合
  • DBインスタンスに対する変更・再起動等により、MySQLサービスが数回中断しますので、お客さまのアプリケーションのメンテナンス時間等に実施ください。各変更項目および各操作項目に要する時間の目安は以下のとおりです。複数項目を同時に変更される際は、それら複数項目の合計時間が目安となります。なお、お客様のDBインスタンスご利用状況や設備の負荷状況等によって、目安よりも時間が延びる可能性があります。
変更項目・操作項目 単一ゾーン構成 (Single-AZ) 複数ゾーン冗長構成 (Multi-AZ)
DBサーバープラン 2分 7分
DBディスク容量 2分 4分
DBエンジンバージョン(※1) 1分 3分
DBセキュリティグループ 接続許可アドレス 2分 3分
自動バックアップ機能の利用(※2) 3分 6分
バックアップデータの保持期間 1分 3分
バックアップウィンドウ 1分 3分
メンテナンスウィンドウ 即時 即時
再起動 2分 4分
システムアップデート 10分 20分

注釈

※1 未適用のシステムアップデートが存在する場合は、これに加えてシステムアップデートの時間がかかります。
※2 自動バックアップ機能を利用するよう変更する場合は、変更完了後にステータスがbacking-upとなり初回のバックアップが開始されます。バックアップの時間はデータ容量に依存し、DBインスタンスに対する操作はできませんが、MySQLサービスは利用再開いただけます。
その他の重要なご注意
  • DBインスタンスに作成されているcrdadminユーザは、当社の管理に必要なユーザですので、削除または変更をしてはいけません。お客様によるデータ移行、リストア等でcrdadminユーザが消えてしまう場合が有ります。お客様の故意および意図の有無に係わらず、crdadminユーザが削除または変更されたDBインスタンスについて、当社はサポートいたしません。
  • DBユーザにSUPER権限を付与をしてはいけません。お客様の故意および意図の有無に係わらず、DBユーザにSUPER権限を付与されたDBインスタンスについて、当社はサポートいたしません。
  • お客様の大切なデータを失わないために、最新リストア可能時刻を確認のうえ、リストア時に適切な復旧ポイントを指定してください。
  • DBセキュリティグループはDBインスタンスへの接続を制限するための機能です。お客様は、信頼するサーバのみ接続を許可するようにDBセキュリティグループを適用しなければなりません。
  • システムアップデート機能は、OSの安定性向上とセキュリティフィックスのために提供しています。DBインスタンスを安全にご利用いただくためには、最新のシステムアップデートを適用いただく必要があります。なお、システムアップデートには、MySQLのセキュリティフィックスは含まれていません。
  • MySQLのマイナーバージョンアップ機能は、MySQLのセキュリティフィックスのために提供しています。DBインスタンスを安全にご利用いただくためには、最新のマイナーバージョンをご利用いただく必要があります。
  • MySQLをマイナーバージョンアップする際には、自動的にシステムアップデートが適用されます。
  • データディスク使用率が100%に達したDBインスタンスは、storage-fullステータスとなります。storage-fullステータスのインスタンスは、サービスの停止や予期しない問題が発生する可能性があります。また、storage-fullのインスタンスは、サービスの停止を含む故障が発生した場合でも復旧処理をいたしませんので、データディスク利用率が100%に達する前にデータディスクを増設したり不要データを削除してください。データディスク利用率が90%を超えている場合には1週間に1度メールでお知らせいたします。

1.5. 料金

Cloudn RDBの料金について説明します。

料金

料金については クラウド・エヌ 料金 を御覧ください
課金の開始

新しいDBインスタンスが作成されると課金が開始されます。 DBインスタンスのステータスがavailableとなった時点から課金が開始されています。別途、自動バックアップ機能をご利用の場合にはデータ保存費用が課金されます。

課金の終了

DBインスタンスを削除すると課金は停止します。DBインスタンスのステータスがdeletingになった時点で課金は停止しています。

料金の変更

DBインスタンスのDBサーバープランやディスク容量、自動バックアップ機能の変更等により課金される額が変更されます。変更後に一時的にDBインスタンスのステータスがmodifyingとなりますが、変更完了しavailableとなった時点から、新しい課金額が適用されます。

1.6. RDB ご利用までのステップ

Cloudn RDBをご利用開始されるまでのステップを記述します。

STEP1 RDBサービスを利用開始する

まずは、 Cloudn RDBを利用開始します。

STEP2 DBセキュリティグループの作成

Cloudn RDBは、お客様の大切なデータを守るために、接続制限の仕組みとしてDBセキュリティグループを提供しています。 DBセキュリティグループを作成し、接続が必要なIPアドレスのみを接続許可アドレスへ登録してください。

STEP3 DBインスタンスの作成

Cloudn RDBをご利用されるには、DBインスタンスの作成が必要です。作成時にDBセキュリティグループを適用してください。その他、DBインスタンス作成時には、DBサーバープランやDBディスク量といった性能に関わる選択肢、高可用性設定、自動バックアップ機能の利用有無等を選択できます。

STEP4 DBインスタンスへの接続試験

DBインスタンスを作成し、ステータスがavailableになりましたら利用可能です。mysqlクライアントから接続確認をしてください。

STEP5 アプリケーションからの接続

お客様アプリケーションから接続するよう、必要に応じてアプリケーション側の設定をしてください。

2. Cloudn RDB コンソール(GUI)の利用

Cloudn RDBコンソール(GUI)について説明します

2.1. RDBコンソール(GUI)を表示する

Cloudn RDBを管理するコンソール(GUI)を表示します。

手順

Cloudn ポータルにログインし、利用開始した「RDB」アイコンへのマウスオーバーにて表示される、 「コンソールへ」をクリックします。

|brandname| RDB 機能概要

Cloudn ポータルの画面

新しいウィンドウでRDBコンソールが起動します。

|brandname| RDB 機能概要

Cloudn RDBコンソール画面

3. DBインスタンスの管理

DBインスタンスを管理する方法について説明します。

3.1. DBインスタンスの作成

事前作業

DBセキュリティグループの作成

DBインスタンスを作成する前に、そのDBインスタンスに設定するDBセキュリティグループを作成しておいてください。 DBインスタンス作成時にセキュリティグループを選択しないと、デフォルトでdefaultという名前のDBセキュリティグループが適用されます。 お客様の大切なデータを守るために、必要なアドレスからのみ接続を許可するように、DBセキュリティグループの接続許可アドレスを編集し必要なアドレスのみを指定してください。

手順

DBインスタンスを作成する手順は以下の通りです。

DBインスタンス一覧画面の表示

サイドメニューで「DBインスタンス一覧」をクリックするとDBインスタンス一覧画面が表示されます。 ログイン直後はこの画面が表示されます。

DBインスタンス作成画面の表示

DBインスタンスを作成するには、DBインスタンス一覧画面で「新規作成」ボタンをクリックし、「DBインスタンス作成」画面を表示します。

DBインスタンスの作成

「DBインスタンス作成」画面では、作成されるDBインスタンスのDBサーバープラン(vCPU数/メモリ容量)やDBディスク容量といった設定や、DBセキュリティグループによるアクセス制限、自動バックアップ機能の利用有無等を指定することができます。 不明点は、画面に配置された「?」マークにカーソルを合わせることで説明が表示されますので確認しながら入力ください。 「*」のついた項目は必須入力項目となります。 入力完了しましたら、「DBインスタンス作成」ボタンをクリックください。 DBインスタンス作成の確認ダイアログが表示されますのでクリックすると、DBインスタンスの作成処理が始まります。 「再読込」を押すと画面がリロードされ、最新のステータスが表示されます。ステータスがcreatingからavailableに変わったら作成処理は完了です。 おおよその作成時間は30分から60分程度ですが、高可用性設定やNW混雑状況等により作成までの時間は変動します。

各項目の説明

以下の説明をご覧ください。

API

対応するAPIは以下になります。詳細はAPIリファレンスをご覧ください。

CreateDBInstance

画面イメージ

DBインスタンス作成画面

DBインスタンス作成画面

3.2. DBインスタンスの削除

手順

DBインスタンスを削除する手順は以下の通りです。

DBインスタンス一覧画面の表示

不要となったDBインスタンスは、削除処理を実施ください。 サイドメニューで「DBインスタンス一覧」をクリックするとDBインスタンス一覧画面が表示されます。

DBインスタンスの削除

DBインスタンス一覧画面で、不要となったDBインスタンスを選択し「削除」ボタンをクリックします。確認ダイアログが表示されますので、OKをクリックすることで削除処理が始まります。 ステータスがdeletingとなった時点で課金は停止しています。 「再読込」を押すと画面がリロードされ、最新のステータスが表示されます。暫くして、DBインスタンス一覧からdeletingステータスのDBインスタンスが消えましたら削除が完了となります。 削除時間は10分から30分程度ですが、バックアップデータ量やネットワーク利用率によって変動します。

各項目の説明

以下の説明をご覧ください。

制限

DBインスタンスのステータスがavailable/failed以外の場合には削除できません。

API

対応するAPIは以下になります。詳細はAPIリファレンスをご覧ください。

DeleteDBInstance

画面イメージ

DBインスタンス一覧画面

DBインスタンス一覧画面

3.3. DBインスタンスの詳細情報取得

手順

DBインスタンスの詳細情報を取得する手順は以下の通りです。

DBインスタンス一覧画面の表示

サイドメニューの「DBインスタンス一覧」をクリックすると、DBインスタンス一覧画面が表示されます。

DBインスタンスの詳細情報表示

DBインスタンス一覧からDBインスタンスを選択すると、画面下部に選択したDBインスタンスの詳細情報が表示されます。 丸い矢印のボタンは「再読込」ボタンといい、クリックすることで最新の情報に更新されます。自動更新されませんので、再読込ボタンで更新してください。

各項目の説明

DBインスタンス名
コンソールやAPIにてDBインスタンスを識別するための名前です。後述するエンドポイントやDB名との違いについてご確認ください。

例: instance01
システムアップデート
DBインスタンスにシステムアップデートの必要性を記載します。
システムアップデートは、OSの重要なセキュリティフィックスです。
一覧部分にはシステムアップデートが必要な場合に「必要」と記載されます。
詳細情報欄には現在適用済みのシステムアップデートおよび、最新のシステムアップデートを記載されます。
なお、システムアップデートで適用されるセキュリティフィックスには、MySQLのセキュリティフィックスは適用されません。
MySQLのセキュリティフィックスを適用するには、最新のマイナーバージョンをご利用ください。
DBエンジン
DBインスタンス内で構築されるデータベース管理ソフトウェア(DBMS)の種類です。Cloudn RDBではMySQLのみをサポートしています。

例: MySQL
DBエンジンバージョン
DBエンジンのバージョンです。

例: 5.6.30
ライセンスモデル
DBエンジンのライセンスモデルです。

例: general-public-license
ステータス
DBインスタンスの状態を示します。基本的にavailableの場合にのみ操作が可能となります。
代表的なステータスを下記に示します。
ステータス 説明
available 通常はこの状態です。利用可能状態であり、お客様のSQLを処理可能です。
creating DBインスタンス作成中の状態です。availableになるまでしばらくお待ち下さい。
backing-up DBインスタンスのフルバックアップの実施中の状態です。availableになるまでしばらくお待ち下さい。
modifying DBインスタンスのリソース変更中の状態です。 DBディスク容量やDBサーバープランの変更や複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)の場合のフェイルオーバ時にもこの状態となります。 availableになるまでしばらくお待ち下さい。
rebooting DBインスタンスを再起動している途中の状態です。再起動が終わるとavailableになります。
deleting DBインスタンスが削除中の状態です。しばらくすると表示されなくなります。復旧はできません。
storage-full DBディスクの使用率が100%に達した状態です。この状態では、サービスの停止や予期しない問題が発生する場合があります。 また、サービス監視されず、故障時にも復旧対象となりません。 storage-fullになる前に、データを削除したりDBディスク容量を増加してください。
failed DBインスタンスが異常な状態です。 複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)の場合には、弊社エンジニアによる復旧処理が行われる場合があります。 単一ゾーン構成(Single-AZ)の場合には、自動バックアップ機能のバックアップデータを元にお客様にてリストア機能にて復旧ください。 この状態のDBインスタンスはお客様にて削除可能です。
エンドポイント
お客様アプリケーションのDB接続先となります。
Cloudn RDBはのフェイルオーバ等によりIPアドレスが変更される場合がありますので、IPアドレスではなくエンドポイントを接続先として用います。
通常、DB接続する際には、接続先を示す「エンドポイント」、接続先DB名を示す「DB名」、接続ユーザ名を示す「DB接続ユーザ名」、DB接続ユーザのパスワード、「DBポート番号」が必要となります。
DB接続ユーザのパスワードは画面には表示されませんので、DBインスタンス作成時にお控えください。
なお、Cloudn RDBをAPIで利用される際にAPIエンドポイントに対してAPIをリクエストしますが、APIエンドポイントとエンドポイントは異なりますのでご留意ください。

例: instance01.2ektlxken4vf6n2im29lul7rplr.jp-e1.dbinstances.sample.crdb.info
DB名
DBインスタンスの初期構築時にDBエンジンにより作成される初期データベースです。お客様がDB接続時に指定されるDB名となります。
MySQLに接続し初期データベースを削除しても、表示されるDB名は変更されません。

例: MyDB
DBサーバープラン
DBインスタンスのCPU数とメモリ容量です。DBインスタンスの作成時やリストア時に指定できます。データベースへの接続数や処理内容・データサイズ等により必要なDBサーバープランを選択ください。
無料でご利用いただける Cloudn MonitoringによりDBインスタンスへの接続数やCPU利用量を確認いただき、DBインスタンスの利用開始後に変更することもできます。
DBインスタンスの変更時には停止時間が発生しますのでご留意ください。

例: vDB1: (1vCPU メモリ2GB)
DBディスク容量
データベース領域のディスク容量です。
お客様のデータだけでなく、 Cloudn RDBのトランザクションログや、DBエンジンが必要に応じて作成するファイル等により消費されます。
トランザクションログの量やDBエンジンが作成する一時ファイル等の量は、DBインスタンスの利用方法や利用頻度によって異なります。
無料でご利用いただける Cloudn Monitoringによりディスク利用量を確認いただき、DBインスタンスの利用開始後に変更することもできます。
但し、ディスク容量の縮小はできませんのでご留意ください。

例: 30GB
高可用性設定
複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)と、単一ゾーン構成(Single-AZ)があり、DBインスタンスの作成時やリストア時に指定できます。
それぞれの構成の意味については用語集で確認ください。

例: 単一ゾーン構成(Single-AZ)
DB接続ユーザ名
DB接続の際に指定するユーザ名です。
DB接続ユーザのパスワードは画面には表示されませんので、DBインスタンス作成時に控えてください。
MySQLに接続し該当ユーザを削除する事はできますが、表示されるDB接続ユーザ名は変更されません。

例: dbuser
DBポート番号
DB接続時に指定するポート番号です。DBエンジンがMySQLの場合、通常3306が利用されます。
例: 3306
ゾーン
Cloudn RDBでは、現在jp-e1a及びjp-e1bの2つのゾーンが利用可能です。マスタとなるノードがどのゾーンに配置されているかを示します。

例: jp-e1b
自動マイナーバージョンアップ機能
未提供の機能です。
メンテナンスウィンドウ内で、自動的にDBエンジンをマイナーバージョンアップします。

例: YES
最新リストア可能時刻
リストア機能は、バックアップデータを基に新しいDBインスタンスを作成します。
この項目は、リストアに利用できる最も新しいバックアップデータ作成時刻を示しています。
日本標準時(JST)ではなく、協定世界時(UTC)を用いますのでご留意ください。

例: 2015-03-14 05:34:21 UTC
自動バックアップ機能のデータ保持期間
自動バックアップ機能では、データ保持期間を最大35日間まで指定できます。
DBインスタンス作成時に指定できる項目です。
データ保持期間の間で任意の時間にリストアすることができます。

例: 1日間
バックアップウィンドウ
自動バックアップ機能では、フルバックアップと、トランザクションログによる差分バックアップを自動的に実施します。
バックアップウィンドウでは、フルバックアップデータを作成します。
日本標準時(JST)ではなく、協定世界時(UTC)を用いますのでご留意ください。

例: 13:16-17:16
メンテナンスウィンドウ
Cloudn RDBのメンテナンス用に借用させていただく時間帯は、木曜日 15:00 - 20:00JSTと、お客さまが選択するメンテナンスウィンドウの2つがあり、ここではお客さまが選択するメンテナンスウィンドウを指定します。
お客さまが選択するメンテナンスウィンドウでは自動化されたメンテナンスが実施され、木曜日 15:00 - 20:00JSTではシステム全体に影響するメンテナンスや自動化できないメンテナンスが実施されます。
どちらも、停止を伴うメンテナンス時には事前にメール等によりご連絡いたします。
メンテナンスウィンドウの任意の時刻にメンテナンスを実施させていただきます。メンテナンスウィンドウは変更できません。
お客さまが選択するメンテナンスウィンドウは、日本標準時(JST)ではなく、協定世界時(UTC)を用いますのでご留意ください。

例: sun:20:08-mon:01:08
作成時刻(UTC)
DBインスタンスが作成された時刻です。
日本標準時(JST)ではなく、協定世界時(UTC)を用いますのでご留意ください。

例: 2015-03-13 05:23:56 UTC

API

対応するAPIは以下になります。詳細はAPIリファレンスをご覧ください。

DescribeDBInstances

画面イメージ

DBインスタンス一覧画面

DBインスタンス一覧画面

3.4. DBインスタンスの変更

手順

DBインスタンスを変更する手順は以下の通りです。

DBインスタンス一覧画面の表示

サイドメニューで「DBインスタンス一覧」をクリックするとDBインスタンス一覧画面が表示されます。

DBインスタンス変更画面の表示

DBインスタンス変更画面から変更したいDBインスタンスを選択して、「変更」ボタンをクリックすることで「DBインスタンス変更」画面が表示されます。

DBインスタンスの変更

DBインスタンス変更画面で変更する項目を入力して、「変更」ボタンをクリックすると、DBインスタンス変更の確認ダイアログが表示されます。 「OK」ボタンをクリックすると、DBインスタンスのステータスがmodifyingとなり変更が開始されます。 ステータスがmodifiyingからavailableになったら変更が完了です。 変更内容によってはサービスが中断する場合がございますので、お客さまのアプリケーションのメンテナンス時間等に実施ください。

各項目の説明

以下の説明をご覧ください。

制限

DBインスタンスのステータスがavailable以外の場合には変更できません。

API

対応するAPIは以下になります。詳細はAPIリファレンスをご覧ください。

ModifyDBInstance

画面イメージ

DBインスタンス変更画面

DBインスタンス変更画面

3.5. DBインスタンスの再起動

手順

DBインスタンスを再起動する手順は以下の通りです。

DBインスタンス一覧画面の表示

サイドメニューで「DBインスタンス一覧」をクリックするとDBインスタンス一覧画面が表示されます。

DBインスタンスの再起動

DBインスタンス一覧画面から再起動したいDBインスタンスを選択し 「再起動」ボタンをクリックします。 確認ダイアログで「OK」ボタンをクリックするとステータスがrebootingとなり再起動が開始されます。 ステータスが「available」となりますと再起動は完了です。 複数ゾーン冗長構成(Multi-AZ)の場合には、再起動時にフェイルオーバするように指定することもできます。

各項目の説明

以下の説明をご覧ください。

制限

DBインスタンスのステータスがavailable/failed以外の場合には再起動できません。

API

対応するAPIは以下になります。詳細はAPIリファレンスをご覧ください。

RebootDBInstance

画面イメージ

DBインスタンス一覧画面

DBインスタンス一覧画面

3.6. DBインスタンスのリストア

DBインスタンスをリストアする手順は以下の通りです。 Cloudn RDBのリストア機能では、自動バックアップ機能で取得したバックアップデータを元に、新しいDBインスタンスを作成します。 リストア機能は、最新のバックアップデータを元に新しいDBインスタンスを作成する方法と、特定の日時を指定したバックアップデータを元に新しいDBインスタンスを作成する方法の2種類があります。

手順

DBインスタンス一覧画面の表示

サイドメニューで「DBインスタンス一覧」をクリックするとDBインスタンス一覧画面が表示されます。

DBインスタンスリストア画面の表示
DBインスタンス一覧画面で、リストア元のDBインスタンスを選択してください。
リストアは、自動バックアップ機能で取得したバックアップデータを元に実行されます。そのため、リストア元のDBインスタンスが自動バックアップ機能を利用中である必要があります。
DBインスタンスのリストア
必要な項目を記入し、「リストア」ボタンをクリックするとダイアログが表示されますので、「OK」をクリックすることで、新しいDBインスタンスが作成開始されます。
新しく作成されるDBインスタンスのDBサーバータイプや高可用性設定は、リストア時に指定が必要となります。
作成中のDBインスタンスは、DBインスタンス一覧画面でステータスがcreatingと表示されます。作成完了するとステータスがavailableとなります。

注釈

リストアにより作成されたDBインスタンスは接続先となるエンドポイントが変わります。そのため、お客様アプリケーションから新しいDBインスタンスをご利用される際には、必要に応じてお客様アプリケーションを修正ください。

各項目の説明

以下の説明をご覧ください。

制限

リストア元とリストア後のDBインスタンス名を同じにできません。
自動バックアップ機能が無効のDBインスタンスをリストア元にしたリストアはできません。
リストア元となるDBインスタンスのステータスがavailable以外の場合にはリストアできません。
リストア元となるDBインスタンスは、リストア完了まで削除しないでください。リストアが失敗しfailedステータスとなります。
リストア元のDBインスタンスは自動的には削除されません。不要となりましたら、お客様による削除をお願いいたします。

API

対応するAPIは以下になります。詳細はAPIリファレンスをご覧ください。

RestoreDBInstanceToPointInTime

画面イメージ

DBインスタンスリストア画面

DBインスタンスリストア画面

3.7. DBインスタンスのシステムアップデート

概要

システムアップデートでは、DBインスタンスに重要なOSのセキュリティフィックスを適用します。 なお、セキュリティグループによりアクセス制限していても、それにより攻撃を必ず防げるとは言えませんので、安全にご利用いただくためにシステムアップデートを適用して ください。 システムアップデートは、リモートから攻撃可能な脆弱性を解決するために提供されます。年間に2,3回程度提供されることを想定しておりますが、脆弱性の数により増減いたします。

手順

DBインスタンスをシステムアップデートする手順は以下の通りです。

DBインスタンス一覧画面の表示

サイドメニューで「DBインスタンス一覧」をクリックするとDBインスタンス一覧画面が表示されます。 「システムアップデート」欄に「必要」と表示されている場合には、適用すべきシステムアップデートが存在する事を示します。

注釈

DBインスタンス一覧の詳細情報に、適用済みのシステムアップデートと、最新のシステムアップデートが示されます。

自動バックアップ機能の有効化

安全のため、システムアップデートを適用する前に自動バックアップ機能が有効であることを確認してください。 DBインスタンス一覧画面において、「自動バックアップ機能のデータ保持期間」が1日間より大きい値が設定されていることで、自動バックアップ機能が有効になっていることを確認できます。

注釈

システムアップデートにより不具合が発生した場合には、リストア機能によりバックアップデータからリストアしなければならない場合があります。そのため、自動バックアップ機能を必ず有効にする必要があります。

DBインスタンスのシステムアップデート

DBインスタンス一覧画面からシステムアップデートしたいDBインスタンスを選択し 「システムアップデート」ボタンをクリックします。 確認ダイアログで「OK」ボタンをクリックするとステータスがmodifyingとなりシステムアップデートが開始されます。 ステータスが「available」となりますとシステムアップデートは完了です。

注釈

システムアップデートにはOSの重要なセキュリティフィックスを含みますが、これにはMySQLのセキュリティフィックスを含んでおりません。MySQLを安全にご利用いただくために、最新のマイナーバージョンをご利用ください。

注釈

システムアップデートでは、再起動に伴う数分間のサービスの中断が伴います。サービス中断時間は増減する場合があります。

各項目の説明

以下の説明をご覧ください。

システムアップデートの履歴

システムアップデートの履歴には、バージョンとシステムアップデートの概要が記録されます。 システムアップデート前に必要に応じてご確認ください。

システムアップデート 概要
20160914 2016/09/14までの重要なOSの累積的なセキュリティフィックス。
20170706 2017/07/06までの重要なOSの累積的なセキュリティフィックス。 リモートからDoS攻撃の可能性がある脆弱性であるCVE-2017-8890を含みます。

制限

DBインスタンスのステータスがavailable以外の場合にはシステムアップデートできません。

API

対応するAPIは以下になります。詳細はAPIリファレンスをご覧ください。

ApplyPendingMaintenanceAction

画面イメージ

最新のシステムアップデートが適用されていない場合には、DBインスタンス一覧画面の「システムアップデート」欄に「必要」と表示されます。システムアップデートを適用するには、DBインスタンスを選択し、「システムアップデート」ボタンを押下します。

DBインスタンス一覧画面

DBインスタンス一覧画面

DBインスタンスに適用されているシステムアップデートおよび、適用されていない最新のシステムアップデートについては、DBインスタンス一覧の詳細情報に書かれています。

DBインスタンス詳細情報

DBインスタンス一覧詳細情報

最新のシステムアップデートが適用されると、DBインスタンス一覧画面の「システムアップデート」欄の「必要」表示が消えます。

DBインスタンス一覧画面

DBインスタンス一覧画面

最新のシステムアップデートが適用されると、DBインスタンス一覧の詳細情報も更新されます。

DBインスタンス詳細情報

DBインスタンス一覧詳細情報

4. DBセキュリティグループの管理

DBセキュリティグループを管理する方法について説明します。

4.1. DBセキュリティグループの作成

手順

DBセキュリティグループを作成する手順は以下の通りです。

DBセキュリティグループ一覧画面の表示

サイドメニューの「DBセキュリティグループ一覧」をクリックすると、DBセキュリティグループ一覧が表示されます。

DBセキュリティグループ作成画面の表示

DBセキュリティグループ一覧画面にて、「新規作成」ボタンをクリックすると、DBセキュリティグループ作成画面が表示されます。

DBセキュリティグループの作成

必要情報を入力し「作成」ボタンをクリックするとダイアログが表示され、「OK」ボタンをクリックするとDBセキュリティグループが作成開始されます。 作成したDBセキュリティグループには接続許可アドレスが登録されていませんので、必要に応じて接続許可アドレスを追加してください。

各項目の説明

以下の説明をご覧ください。

API

対応するAPIは以下になります。詳細はAPIリファレンスをご覧ください。

CreateDBSecurityGroup

画面イメージ

DBセキュリティグループ作成画面

DBセキュリティグループ作成画面

4.2. DBセキュリティグループの削除

手順

DBセキュリティグループを削除する手順は以下の通りです。

DBセキュリティグループ一覧画面の表示

サイドメニューの「DBセキュリティグループ一覧」をクリックすると、DBセキュリティグループ一覧が表示されます。

DBセキュリティグループの削除
DBセキュリティグループ一覧にてDBセキュリティグループを選択し「削除」ボタンをクリックします。
ダイアログが表示されますので「OK」ボタンをクリックすると、DBセキュリティグループの削除が開始されます。

各項目の説明

以下の説明をご覧ください。

制限

DBインスタンスに適用されているDBセキュリティグループは削除できません
DBセキュリティグループに接続許可アドレスが追加中の場合には、DBセキュリティグループは削除できません

API

対応するAPIは以下になります。詳細はAPIリファレンスをご覧ください。

DeleteDBSecurityGroup

画面イメージ

DBセキュリティグループ一覧画面

DBセキュリティグループ一覧画面

4.3. DBセキュリティグループの詳細情報取得

DBセキュリティグループの詳細情報を取得する手順は以下の通りです。

手順

DBセキュリティグループ一覧の表示

サイドメニューの「DBセキュリティグループ一覧」をクリックすると、DBセキュリティグループ一覧が表示されます。

DBセキュリティグループの詳細情報表示
DBセキュリティグループ一覧にて、DBセキュリティグループを選択すると、画面下部に詳細情報が表示されます。

各項目の説明

DBセキュリティグループ名
コンソールやAPIからDBセキュリティグループを識別するための名前です。
DBインスタンスに1つ若しくは複数のDBセキュリティグループを適用し、DBへのアクセス制限することができます。
例えば、メンテナンスサーバー、アプリケーションサーバー、開発用ネットワーク毎にDBセキュリティグループを分けて作成しておくことで接続許可アドレスを管理しやすくなります。
説明
DBセキュリティグループ作成時に、DBセキュリティ毎の説明を記述することができます。
DBセキュリティグループが何を示すものなのかを必要に応じて記入ください。
接続許可アドレス(CIDR)
DBセキュリティグループに登録する接続許可アドレスです。1つのDBセキュリティグループは1つ若しくは複数の接続許可アドレスを登録できます。
接続許可アドレスはCIDR表記(例: 192.0.2.0/24)で示されます。

注釈

DBインスタンスへのpingは全てのネットワークから受付・応答可能です。

(接続許可アドレスの)ステータス
接続許可アドレスの状態を示します。基本的にauthorizedの場合にのみ操作が可能となります。
代表的なステータスを下記に示します。
ステータス 説明
authorized 通常はこの状態です。DBセキュリティグループへ接続許可アドレスが登録された状態です。
authorizing DBセキュリティグループへ接続許可アドレスを登録中の状態です。authorizedになるまで数分かかります。しばらくお待ち下さい。
revoking DBセキュリティグループから接続許可アドレスを削除中の状態です。削除が完了するまで数分かかります。しばらくお待ち下さい。
適用中のDBインスタンス
該当DBセキュリティグループを適用しているDBインスタンスの一覧です。
DBセキュリティグループの操作をする場合には、適用されている全てのDBインスタンスのステータスがavailableである必要があります。

dafault DBセキュリティグループについて

お客様がRDBをご利用開始されると、defaultという名前のDBセキュリティグループが登録された状態となっています。
DBインスタンス作成時にDBセキュリティグループを選択しないと、このdefaultという名前のDBセキュリティグループが適用され意図しないネットワークから接続されてしまう可能性があります。
お客様の大切なデータを守るために、default DBセキュリティグループをご利用される場合には、接続許可アドレスを編集し必要なアドレスのみを指定してください。

API

対応するAPIは以下になります。詳細はAPIリファレンスをご覧ください。

DescribeDBSecurityGroups

画面イメージ

DBセキュリティグループ一覧画面

DBセキュリティグループ一覧画面

4.4. DBセキュリティグループへの接続許可アドレスの追加

手順

DBセキュリティグループに接続許可アドレスを追加する手順は以下の通りです。

DBセキュリティグループ一覧画面の表示

左側メニューの「DBセキュリティグループ一覧」をクリックすると、DBセキュリティグループ一覧が表示されます。

接続許可アドレス編集画面の表示

DBセキュリティグループ一覧画面にて「接続許可アドレス編集」ボタンをクリックすると、接続許可アドレス編集画面が表示されます。

接続許可アドレスの追加

DBインスタンスへ接続許可したいアドレスをCIDR表記(例: 192.0.2.0/24)で指定し「追加」ボタンをクリックすると、ダイアログが表示されますので「OK」ボタンをクリックすると、追加処理が開始されます。 DBセキュリティグループに接続許可アドレスを追加しただけでは、DBインスタンスへの接続許可はできません。DBインスタンスの作成や変更時に、DBインスタンスへDBセキュリティグループを適用してください。

注釈

Cloudn Computeで作成した仮想サーバーから Cloudn RDBを利用される場合には、 Cloudn RDBのDBセキュリティグループの接続許可アドレスに、 仮想サーバーのIPアドレスを追加してください。仮想サーバーのIPアドレスは、対象の仮想サーバーのNIC情報から確認できます。安全にご利用いただくために、サブネットを/32で登録される事をおすすめいたします。

注釈

Cloudn PaaSのバックエンドDBとして Cloudn RDBを利用される場合には、Cloudn RDBサービスと連携する をご覧になり Cloudn PaaSのRDB連携設定をしてください。この Cloudn PaaSのRDB連携設定をする事で、Cloudn PaaSから Cloudn RDBへ接続可能となりますので、 Cloudn RDBのDBセキュリティグループに接続許可アドレスを追加する必要はありません。

各項目の説明

以下の説明をご覧ください。

制限

DBインスタンスに該当DBセキュリティグループが適用されている場合、DBインスタンスがavailableでない場合には接続許可アドレスが追加できません。
DBセキュリティグループに接続許可アドレスが追加中・取り消し中の場合、追加・取り消しが終わってないと追加できません。

API

対応するAPIは以下になります。詳細はAPIリファレンスをご覧ください。

AuthorizeDBSecurityGroupIngress

画面イメージ

接続許可アドレス編集画面

接続許可アドレス編集画面

4.5. DBセキュリティグループから接続許可アドレスの取り消し

手順

DBセキュリティグループから接続許可アドレスを取り消す手順は以下の通りです。

DBセキュリティグループ一覧の表示

サイドメニューの「DBセキュリティグループ一覧」をクリックすると、DBセキュリティグループ一覧が表示されます。

接続許可アドレス編集画面の表示

DBセキュリティグループ一覧画面にて「接続許可アドレス編集」ボタンをクリックすると、接続許可アドレス編集画面が表示されます。

接続許可アドレスの取り消し

DBセキュリティグループの一覧が表示されますので、取り消したい接続許可アドレスを選択し、「削除」ボタンを押せばダイアログが表示されますので、「OK」ボタンを押せば削除処理が始まります。

各項目の説明

以下の説明をご覧ください。

制限

DBインスタンスに該当DBセキュリティグループが適用されている場合、DBインスタンスがavailableでない場合には接続許可アドレスが取り消しできません。
DBセキュリティグループに接続許可アドレスが追加中・取り消し中の場合には取り消しできません。しばらくお待ちいただき再度取り消しを実施ください。

API

対応するAPIは以下になります。詳細はAPIリファレンスをご覧ください。

RevokeDBSecurityGroupIngress

画面イメージ

接続許可アドレス編集画面

接続許可アドレス編集画面

5. イベント管理

RDBで発生するイベントについて説明します。

5.1. 過去のイベント表示

手順

過去のイベントを表示する手順は以下の通りです。

イベント一覧画面の表示

サイドメニューの「イベント一覧」をクリックすると、イベント一覧画面が表示されます。

イベント一覧表示

イベント一覧画面では、DBインスタンスのイベントを表示します。 期間やDBインスタンス名を指定して「検索」ボタンを押すことで、イベントを絞り込んで表示することができます。

注釈

イベント一覧は100件まで表示可能です。 100件を超える場合にはエラーメッセージが表示されます。期間やDBインスタンス名の指定を変えて再検索をお試しください。

各項目の説明

期間
イベント一覧で表示する期間を選択できます。
最近1日間、最近3日間、最近7日間、最近30日間から選択できます。
選択後は、「検索」ボタンを押して画面を更新してください。

例: 最近7日間
種類
イベントの種類を示します。
現在、 Cloudn RDBでは「DBインスタンス」に関するイベントのみ提供しております。

例: DBインスタンス
名前
この名前はDBインスタンス名を示します。
特定のDBインスタンス名を指定して表示できます。
DBインスタンス名を指定した後は、「検索」ボタンを押して画面を更新してください。

例: production-db-1
イベント時刻
イベントが発生した時刻をUTCで表示します。
例えば、09:17:52 UTCと表示されている場合、日本時間では18:17:52 JSTとなりますのでご注意ください。

例: 2016-01-21 09:17:52 UTC
メッセージ
イベントの内容を示すメッセージです。
下記の一覧に示すメッセージが表示されます。
メッセージ 説明
Applying modification to allocated storage DBディスク容量の変更を適用中です。
Applying modification to database instance class DBサーバープランの変更を適用中です。
DB instance restarted DBインスタンスの再起動を完了しました。
DB instance shutdown DBインスタンスを再起動のためshutdown中です。
Database instance created DBインスタンスの作成を完了しました。
Database instance deleted DBインスタンスの削除を完了しました。
Disabled automated backups 自動バックアップ機能の無効化を完了しました。
Enabled automated backups 自動バックアップ機能の有効化を完了しました。
Finished applying modification to allocated storage DBディスク容量の変更を完了しました。
Finished applying modification to database instance class DBサーバープランの変更を完了しました。
Multi-AZ failover to standby complete - DNS propagation may take a few minutes フェイルオーバーが完了しサブマスタが昇格しました。DNSにより新しいマスタに到達するまで数分かかることがあります。
Restored from database instance <DBインスタンス名> to YYYY-MM-DD hh:mm:ss.s <DBインスタンス名>におけるYYYY-MM-DD hh:mm:ss.s時点のデータにより、リストアが完了しました。
System update of the DB instance is taking place. The DB instance is currently unavailable. DB インスタンスのシステムアップデートが実行中です。現在、DB インスタンスは利用できません。
System update of the DB instance is complete. The DB instance is now available. DB インスタンスのシステムアップデートが完了しました。現在、DB インスタンスは利用できます。
Sorry, Cannot Start CloudnMonitoring DBインスタンス作成中に異常が発生しMonitoringへのメトリクス送信設定が失敗しました。 もし、MonitoringにてRDBのメトリクスが表示されていないようであれば、お問い合わせください。修正いたします。

API

対応するAPIは以下になります。詳細はAPIリファレンスをご覧ください。

DescribeEvents

画面イメージ

イベント一覧画面

イベント一覧画面

6. 操作例

Contents:

6.1. DBインスタンスへの接続試験

DBインスタンスへmysqlコマンドで接続試験する方法を示します。

DBインスタンスへの接続試験手順

接続に必要な情報

DBインスタンス一覧から詳細情報を表示させ、以下の必要な情報を取得してください

エンドポイント
接続先ホスト情報となります。例:testinstance.2en4qlxdautabuy8ibbtrbqdrby.jp-e1.rdb.cloudn-service.com
DB接続ユーザ名
DB接続に必要なユーザ名です。 例:testuser
DB接続パスワード
DBインスタンス一覧では表示されません。DBインスタンス作成時に指定したパスワードが必要となります。
mysqlコマンドで接続する。

linuxのshellで以下のようにmysqlコマンドを実行ください。

$mysql -h testinstance.2en4qlxdautabuy8ibbtrbqdrby.jp-e1.rdb.cloudn-service.com -u testuser -p
DBパスワードの入力

以下のようにパスワードが聞かれますので、DB接続パスワードを入力してエンターを押してください。

Enter Password
mysqlプロンプトの表示

パスワードによる認証ができましたら、以下のように mysql> というプロンプトが表示されます。

Reading table information for completion of table and column names
You can turn off this feature to get a quicker startup with -A

Welcome to the MySQL monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 9638
Server version: 5.5.29-log Source distribution

Copyright (c) 2000, 2012, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.

Oracle is a registered trademark of Oracle Corporation and/or its
affiliates. Other names may be trademarks of their respective
owners.

Type 'help;' or '\h' for help. Type '\c' to clear the current input statement.

mysql>

6.2. MySQLデータのエクスポートとインポート

オンプレミス・他のクラウドのMySQLからデータを Cloudn RDBへインポートする方法を示します。 Cloudn RDBのDBインスタンスから、他の Cloudn RDBのDBインスタンスへデータを移行する際にも手順は同じとなります。

MySQLからのデータエクスポート手順(バックアップ手順)

以下のように、お客様のDB名を指定してmysqldumpを実行してください。複数のDBをお持ちの場合には、下記例のようにDB毎にmysqldumpを実行ください。 これは、エクスポートするオンプレミスのMySQLや他のクラウドのMySQL側で実行する手順です。 Cloudn RDBのデータをエクスポートする場合には、データベースホストをエンドポイントと読み替えて実施してください。

$ mysqldump -hデータベースホスト -u DB接続ユーザ名 -p DB接続パスワード DB名1 > dumpファイル名1
$ mysqldump -hデータベースホスト -u DB接続ユーザ名 -p DB接続パスワード DB名2 > dumpファイル名2
$ mysqldump -hデータベースホスト -u DB接続ユーザ名 -p DB接続パスワード DB名3 > dumpファイル名3

注釈

–all-databaseオプションは利用しないでください。 また、MySQLの管理用データベースであるmysqlデータベースはDB名に指定しないでください。 これは、MySQLの管理データベースを Cloudn RDBへインポートすると管理データベースが上書きされてしまい、Cloudn RDBが正しく動作しなくなることを防ぐためです。

Cloudn RDBへのインポート手順

mysqldumpで取得したデータを Cloudn RDBへインポートしてください。これは、Cloudn RDB 側で実行する手順です。

$ mysql -hエンドポイント -u DB接続ユーザ名 -p DB接続パスワード DB名1 < dumpファイル名1
$ mysql -hエンドポイント -u DB接続ユーザ名 -p DB接続パスワード DB名2 < dumpファイル名2
$ mysql -hエンドポイント -u DB接続ユーザ名 -p DB接続パスワード DB名3 < dumpファイル名3

注釈

この手順では、管理データベースに含まれるDB接続ユーザ情報は、インポートされません。改めて Cloudn RDBにてお客様アプリケーションが必要とするDB接続ユーザを作成してください。

データのインポート後、mysqlコマンド等でDB接続し、通常のmysqlと同様に以下のようなsqlを使ってDB接続ユーザを作成できます。

mysql > CREATE USER ユーザ名 IDENTIFIED BY PASSWORD 'パスワード';

6.3. MySQLのバージョン変更

Cloudn RDBでは、MySQLのマイナーバージョンを変更する機能を提供します。 新しいマイナーバージョンには、重大なセキュリティフィックスや安定性の向上などの変更を含みます。

注釈

マイナーバージョンの変更は、新しいマイナーバージョンへのバージョンアップのみ可能です。

MySQLのバージョン表記について

Cloudn RDBにおいて、MySQL のバージョン番号はX.YやX.Y.Z といった形式で表示され、X.Y はメジャーバージョン、Z はマイナーバージョンといいます。 5.6や5.7はメジャーバージョンのみを示し、5.6.19や5.7.13はメジャーバージョンとマイナーバージョンを示します。 Cloudn RDBで提供しているMySQLのメジャーバージョンは5.6及び5.7です。 Cloudn RDBでは、5.6.19から5.6.30へのバージョン変更のように、同一メジャーバージョンにおいてマイナーバージョンを変更できますが、メジャーバージョンの変更はできません。

メジャーバージョンのライフサイクル

Cloudn RDBでは、Oracle社が示すMySQLライフタイムサポートポリシーのPremier Suppoort End以降に、新規提供を終了します。 2016年9月現在、MySQL5.5は2015年12月、MySQL5.6は2018年2月、MySQL5.7は2020年10月がOracle社のPremier Suppoort Endとなっております。 ご利用中のインスタンスはPremier Suppoort Endを過ぎたあとも引き続きご利用可能ですが、重大なセキュリティフィックスが提供できない可能性がありますので、速やかに新しいメジャーバージョンへの移行をご検討ください。 なお、新規提供を終了したメジャーバージョンにつきましては、サポートにお問い合わせいただいてもサポートできませんのでご了承ください。

注釈

Cloudn RDBでは、メジャーバージョンの変更機能を提供しておりませんので、既存DBインスタンスのメジャーバージョンを変更することはできません。 代わりに、新しいメジャーバージョンでDBインスタンスを新規作成したうえで、利用中のDBインスタンスからデータをエクスポートし、新規作成したDBインスタンスへデータをインポートすることで新しいメジャーバージョンへ移行できます。 メジャーバージョンの変更は、何らかの互換性に関するリスクを伴いますので、十分に試験したうえで移行していただく必要があります。

マイナーバージョンのライフサイクル

Cloudn RDBでは、重大なセキュリティフィックスを含むMySQLのマイナーバージョンがOracle社から提供された場合に、おおよそ数日中を目安に提供を開始します。提供開始までの期間は緊急性やその他の事情により異なります。 また、Cloudn RDBで提供開始してから1年を超えたマイナーバージョンは、新規提供を終了します。 マイナーバージョンは自動的に変更されませんので、お客様による操作にてマイナーバージョンを変更する必要があります。 脆弱性のある古いバージョンでの運用継続は、たとえセキュリティグループで守られていたとしても大変危険ですので、最新のマイナーバージョンをご利用ください。 なお、新規提供を終了したマイナーバージョンにつきましては、サポートにお問い合わせいただいてもサポートできませんのでご了承ください。

MySQL5.5の新規提供終了

MySQL5.5は2015年12月にOracle社のPremier Suppoort Endとなりました。 2016年9月29日までに新規提供を終了いたしますので、DBインスタンスを新規作成時にMySQL5.5を選択できなくなります。 ご利用中のMySQL5.5のDBインスタンスは、重大なセキュリティフィックスが提供できない可能性がありますので、速やかに新しいメジャーバージョンへの移行をご検討ください。

MySQL5.6のバージョン変更に関する特別なご注意

Cloudn RDBでは、MySQL 5.6.33まではOS付属のパッケージを利用しておりましたが、MySQL 5.6.36からはMySQLの製造元であるoracle社が提供するパッケージを利用しております。 MySQL 5.6.33以下のバージョンから、MySQL5.6.36以上へのバージョン変更は可能ではありますが、新しい処理が追加された事による予期しないトラブルを防ぐため、バージョン変更ではなく新規インスタンス作成後に MySQLデータのエクスポートとインポート によるデータ移行を強くお勧めいたします。 また、事前に 提供機能の制限 についてもご確認ください。

MySQLマイナーバージョンアップ手順

MySQLのマイナーバージョンアップは、「変更」機能によりDBエンジンバージョンを変更する事で実現可能です。 DBインスタンス一覧からDBインスタンスを選択し、「変更」ボタンを押してください。変更画面でDBエンジンバージョンを変更し、「変更」ボタンを押してください。 変更対象のDBインスタンスはmodifyingステータスとなりますが、しばらくお待ちいただくとavailableとなり、DBエンジンバージョンの変更が完了します。 変更後は、DBエンジンバージョンが変更されている事をご確認ください。

MySQLマイナーバージョンアップ事前試験手順

マイナーバージョンアップした後には、元のバージョンに戻すことができませんので、事前に十分な試験をしてください。 リストア機能を用いて、新しく試験用DBインスタンスを作成し、試験用DBインスタンスをマイナーバージョンアップできます。 この試験用DBインスタンスを使って試験することで、既存の商用インスタンスをマイナーバージョンアップせずに試験できます。

リストア元DBインスタンスの確認、リストア画面の表示

DBインスタンス一覧画面において、「最新リストア可能時刻」をご確認ください。 リストア機能により作成されるDBインスタンスは、この時刻に取得されたバックアップデータを元にリストアされます。 「リストア」ボタンを押すとリストア画面が表示されます。

DBインスタンス一覧画面

DBインスタンス一覧画面

リストア機能による試験用DBインスタンス作成実行

リストア画面が表示されましたら、必須入力項目であるDBインスタンス名とポート番号を指定し、「リストア」ボタンを押すと、確認画面が表示されます。 確認画面で「OK」ボタンを押すと、DBインスタンス一覧画面が表示されリストア処理が開始されます。

DBインスタンスリストア画面

DBインスタンスリストア画面

DBインスタンスリストア確認画面

DBインスタンスリストア確認画面

試験用DBインスタンス作成実行中の確認

リストア処理が開始されますと、creatingステータスの試験用DBインスタンスが、DBインスタンス一覧画面に表示されます。

DBインスタンス一覧画面

DBインスタンス一覧画面

試験用DBインスタンス作成完了の確認と、変更画面の表示

DBインスタンス一覧画面で、試験用DBインスタンスのステータスがcreatingからavailableに変更されたら、試験用DBインスタンス作成が完了し利用可能となります。 作成された試験用DBインスタンスは、リストア元となったDBインスタンスとは別のエンドポイントとなります。 次に、試験用DBインスタンスをマイナーバージョンアップするためにDBインスタンス一覧画面で試験用DBインスタンスを選択し、「変更」ボタンを押すと変更画面が表示されます。

DBインスタンス一覧画面

DBインスタンス一覧画面

注釈

availableステータスになると対象DBインスタンスについて課金が開始されます。

新しいMySQLバージョンの指定

「DBエンジンバージョン」欄でMySQLのバージョンを選択して、「変更」ボタンを押します。 この例では5.6.30を選択します。これにより、5.6.27から5.6.30へのマイナーバージョンアップを指定することになります。 「変更」ボタンを押すと確認画面が表示されます。メッセージをご確認いただき、問題がなければ「OK」ボタンを押してください。 「OK」ボタンを押すと、マイナーバージョンアップが開始され、DBインスタンス一覧画面が表示されます。

DBインスタンス変更画面
DBインスタンス変更画面

DBインスタンス変更画面

マイナーバージョンアップ実行中の確認

DB一覧画面では、マイナーバージョンアップ処理中のDBインスタンスはavailableからmodifyingステータスに変わり、MySQLは利用不可となります。 完了するまでお待ちください。

DBインスタンス一覧画面

DBインスタンス一覧画面

マイナーバージョンアップ完了の確認

マイナーバージョンアップが完了すると、DBインスタンスはmofifyingステータスからavailableステータスに変わり、MySQLは利用可能となります。 DBエンジンのバージョンが変わったことをご確認ください。 例では、「DBエンジンバージョン」欄に5.6.30になったことが表示されており、マイナーバージョンアップが完了したことがわかります。

DBインスタンス一覧画面

DBインスタンス一覧画面

試験用DBインスタンスを使ったアプリケーション試験

試験用DBインスタンスがマイナーバージョンアップできましたので、お客様アプリケーションから接続し試験実施ください。

試験用DBインスタンスの削除

試験が完了しましたら、試験用DBインスタンスは削除ください。

DBインスタンス一覧画面
DBインスタンス一覧画面

DBインスタンス一覧画面

注釈

削除ボタンを押すと、DBインスタンスのステータスがavailableからdeletingに変わり、課金が停止します。